あらすじ
おまえの肌を味わうのだ、衣などいらない
人質のはずが待っていたのは国王陛下の甘い執着!?
異母兄に騙されるようにして国王ユリアンの許に人質として送られたエリーザ。ショックを受ける彼女にユリアンは現実を見ろと意地悪く言いながらも膝枕を要求し、激しく抱いてくる。「早く慣れろ。大事にしてやるから」冷酷な王だと噂されていたユリアンに、時に甘えられ、時に優しくされるうちに惹かれていくけれど、エリーザには秘密があって…!?
感情タグBEST3
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他人の悪意を視覚で感じ取る能力。
この設定を活かしたストーリー展開にまず好印象。
はじめこそ事務的といか無感情だったヒーローも初恋の女の子に気付いてもらえず、いろいろ打ち明けてももらえず拗ねてるだけじゃんとわかれば可愛いもん。
駆け足気味の後半すっきり纏まっていて個人的に好き。
そう繋がるのかとスッキリ
なんとなく買った作品でしたが、展開が興味深く最後までハラハラし、ラストにはほっこりしました。
ヒーローの口下手ぶりと一途ぽうりがよかったし、ヒロインも健気で嫌味がなくてよかったです。
それにしても、絶対トマスが黒幕なんだと思っていたのでラストのラストでホッとしました。
胡散臭過ぎて味わい深いキャラでした(褒めてます)。
甘いです
当初ははっきり物を言うヒーローが冷酷っぽかったのですが、蓋を開けてみれば幼い頃に会ったヒロインにべた惚れなただの絶倫ヒーローでした。ヒロインのことが好きすぎて空回ってる感もありつつ強引に急に結婚したあたりは子供っぽくて可愛らしかったです。ヒロインも人質として留まるように言われながらも当初から優しく大事にされていたんだから気付いてあげて〜と思いながら楽しく読めました。最後の元婚約者と元側近のあたりが単純な動機だったりサラッと終わったりしたのでもう少し盛り上がれば良かったです。