あらすじ
一宮の“人間としての器”と“膀胱の器”が試される「長いイニング」や、
ブライアンが“チームに残せたもの”は何か思い悩む「伝説」、
ルリコが気になるあの人との“相性”を考える「自称・繊細」などなど、
“夏本番”を迎えたボールパークが毎話アツい球場愛コメディー第20巻♪
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
231話で選手の繊細さについて触れる話があった為か、今巻はそれぞれの繊細な心情を面白おかしく、時には温かく描く内容が多かったような
冒頭のメンデンやドナがイケメン弄りを気にしつつも、その流れに乗ってみたり、投票で1位に成れないと気にしてしまったり、なんてそれこそ二人の面倒…繊細さを押し出すような話だったし
逆に繊細さをよく判らない調子でコントロールしていたのが上利根か。…上利根って繊細か?という疑問はさておき、「冬を忘れるな」というのは長子を保つ彼なりの遣り方なのかもしれない。……いや、でも冬を忘れない事ってフォローになるのだろうか?でも、そのお陰かバッティングも調子良かったみたいだし…
やっぱり上利根ってよく判らないや……
そうして繊細さを口に出せて、フォローしてくれる人が居るから調子を整えられているとも言えて
今は裏方として特に若手の調子を見る側であるブライアンの調子は誰が見てくれるのかと思わせるモノローグには彼なりの苦悩を見てしまったな…
それだけに彼がチームに残した文化がデニスを通じてメンデンに伝えられ、それが回り回ってブライアンをも笑顔にするのは良い展開と思えたよ
そして、意外な繊細さ、というか心の悩みを見せたのが開田か……。前巻では若い筒森の良い先輩、プロとしての姿を見せた開田だけど、二軍では思うような立場を得られない事に忸怩たる思いがあるようで
231話で一宮が「投手は別格で繊細」と述べているように、開田が筒森の前で豪放な性格に見えようとも、彼がベテランという名の全盛期を過ぎた投手である事は変わりないんだよな…。だから若い力で満たされていくチームに対して何も思わないわけじゃない。自分が格落ちしてから強くなったチームに悔しさを感じないわけじゃない
諦めそうになった開田に対して、隼人が彼の復活を何の疑いもなく信じている上に年上に感情露わにぶつかった勢いを思い出させてくれるなんてね
隼人が信じるままに開田が復活できるかは判らない。けれど、二軍においても開田は年甲斐もなく関わっていけるのではないかと思えましたよ
最近は結構イイ感じな村田とルリコ。イイ感じになっているなら、ルリコとしては村田が他の女性と悪くない雰囲気ならもにょるわけで
普段、村田とルリコは球場でしか会えないというのに村田は球場以外でも会える仲の良い女性が他に居るかもしれない。そう思ってしまった瞬間なだけに村田もルリコもこの球場だからこそ、互いと深い思い出を築いてこれたと再確認できる流れは良かったな
続く236話も球場ならではの思い出に繋がりそうなイベントに
試合自体は開催されず中止となった。それでは二人は思い出を築けない。埋め合わせのように急場デートを二人して企画するのは良いね。これはこれで二人なりの球場絡みの思い出となりそうだ
本当なら球場で会える筈だったのに天気の意地悪で邪魔されたから天気に関係ない逢瀬を行った。明日も会えないかもしれないとなれば、少しだけ勇気が要るような触れ合いもしてしまう。二人は順調に仲を深めているように思えましたよ
まあ、それだけに会えないと思っていた球場で普通に会えた翌日の様子には微笑ましさがあったけどね(笑)