【感想・ネタバレ】ボールパークでつかまえて!(18)のレビュー

あらすじ

“あくまでビール売り子と常連客”
立場の垣根を前に悩みながらも
二人が一歩踏み出す「大事な予定」などなど、
ボールパークが集大成を迎える球場愛コメディー第18巻♪

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

巻頭から恋愛絡みのエピソードが続いた今巻、めっちゃニヤニヤしながら読めましたよ!
昔好きだったマドンナに良いところを見せたいと気張った小座達を他所にイイ感じの家庭を築いた工藤の話に始まり、なぎさと鋸山のラブロマンスを経ての村田とルリコのデート回は大変良いものだったね
かなりの決意を経て会う約束を取り付けたのに、デート意識が無かったルリコとか、ルリコがそういう感情で誘ったわけじゃないと知り気落ちしてしまう村田とか!
他の恋愛絡みのカップル達と比べると、なんてよちよち歩きの逢瀬を重ねているのかと思うのだけど、そんな二人が自然に話せるようになるのが結局野球関連である点にはほっこりしてしまうね
二人は球場で出会った。だからか、ああして球場以外で会ったとしても野球関係を周囲に並べた方が自然な関係性へと至れる訳だ

……ただ、それでも期待する心は両者に有ったようで
デート終わりに今更ソワソワしてしまう二人とか、球場で再び会うようになったら途端にギクシャクしてしまう様子とか本当に可愛らしいものでしたよ!


恋愛以外でも人と人の組み合わせが良い関係へと繋がりそうなエピソードも見られたね
上利根を天才と思い彼に追い付こうと更なる研鑽を決意する獅子尾とか、獅子尾へのライバル意識が更なるレベルアップへと繋がりそうな一宮とか、何かに発展しそうでまだまだしそうに無いこころと滝本とか
球場に関わる様々な人々を描く本作だからこそ、こうした関わりの広がりやコラボレーションが描けるのだろうね

けど、関係性という面では息子の活躍が気になってしまって解説が疎かになったと思ったら、対抗意識で逆に絶好調になった挙げ句に息子愛が飛び出してしまった栗原にちょっと笑ってしまったよ!

0
2025年12月13日

「青年マンガ」ランキング