あらすじ
死神と生贄花嫁の愛、クライマックス!
死神・八雲の子を身に宿した千鶴。いよいよ出産の時が迫る中、八雲はいままで以上の気づかいで千鶴を優しく見守っていた。
やがて誕生した小さな命は、屋敷の生活に新しい風を吹き込み、一之助や浅彦ら八雲とともに暮らしてきた者たちの気持ちを変えていく。千鶴は妻として母として、ここで八雲を支え、皆と生きていこうと決意を新たにするのだった。
そんな中、死神としての儀式のために神社に向かった浅彦は、熱心に祈る女性の姿を見かける。「死神さま、どうか仲間をこれ以上つれていかないでください」――。彼女が働く三条紡績で不死の病が流行しているようなのだ。必死に祈る彼女を、どこかで見たことがあるような気がしてならない浅彦。そして彼女が、かつて人間だった頃に愛し、そしてひとりで逝かせてしまった女性と同じ「すず」という名前を持つと知り、浅彦は激しく動揺する。そんな浅彦に千鶴と八雲がかけた言葉は……。
生贄として死神に嫁いだ花嫁と、愛することを知らなかった死神。永遠の愛を誓ったふたりの物語、ついに感動の最終巻!
感情タグBEST3
終わってしまいましたね。
毎回楽しみにしてましたが今回で最終巻なんですね。ホント、理想の夫婦です。思っていることは言葉にしないといけないですね。八雲さまの千鶴さんに教えられました。
とても優しいお話でした
全ての出来事に幸せな結果がもたらされた見事な大団円でした。ずっと読み続けてきて、気になっていたこと全てが、幸せな結末を迎え、とても嬉しかったです。これからもきっと、八雲ファミリーは全員で力を合わせて、前を向いて歩いていく。そんな未来が垣間見ることができ、心が暖かくなりました。素敵なお話をありがとうございました
素敵な夫婦
愛されてますね。千鶴さん。とても心のキレイな人だから、周りの人が引き寄せられる様に力になってくれるのだと思う。夫婦の話合いって本当に必要!こんな夫婦になりたいけど、一人では無理ですね。お互いが愛慈しむ関係でないと。現世で八雲、千鶴の様な夫婦って居るのかな?