あらすじ
死神の花嫁は夫に離縁を言い渡され…!?
死神・八雲の花嫁となり、人の世界とは隔絶された場所にある八雲の屋敷で暮らすことになった没落華族の令嬢、千鶴。死を覚悟しながら生贄の花嫁としてやってきた千鶴だったが、いまや八雲の愛を受けながら、家事にいそしんだり、拾われた人間の子・一之助の世話をしたりと、穏やかで幸せな日々を送っている。
そんなある日、千鶴の前にひとりの女性の死神が現れる。翡翠と名乗ったその死神は、人間嫌いだった八雲が心を許したのはどんな女性なのか興味があって訪ねてきたと語り、人間同士の友のように千鶴と付き合いたいと言う。同じ死神ながら、出会った当初の八雲とはまるで違う、明るく気さくな様子の翡翠とのおしゃべりに、思わず女学生だった頃の自分を思い出した千鶴は、久しぶりに心が弾んだ。そして、女学校時代を懐かしむ千鶴を見た八雲に、かつての友人に会ってみないかと誘われた千鶴は、昔住んでいた麹町へ八雲とともに向かうことに。だが、乳飲み子を抱いた親友との再会に感動しながらも、もう普通の人間とは違う自分の立場を思い知らされる。やがて千鶴は、見えない未来に思い悩むように――。愛を知らない死神と生贄の花嫁の、不器用な愛の物語。第三弾!
感情タグBEST3
まさかの展開
三巻が出るとは思って無くて、もう二巻で完結と思ってました。
千鶴と八雲との間に子供が……!!
嬉しいです。イチノスケが父親の元に帰っても、継母は粗末に扱われ
寂しい思いをして我慢する姿が、心が締め付けられました。八雲は千鶴の事を想い、手元から離してしまう。
断腸の思いだっただろう。
この二人は、絶対離れない絆を持っているから、きっと幸せがやって来ると思う!!
せつない…
なんだかとてもせつないです。なんで、こうなってしまったの?と、言うかなんで??と、言うかんぞでした。次巻はハッピーアンドにして下さい。、
Posted by ブクログ
子を持つ幸せ
子を持てぬ辛さ
子はみんなに幸せを運んで
愛されていくものだと思う
自分に子がいないからそう思うのだろう
自作早う出してほしいと思う
Posted by ブクログ
どんどん次が読みたくなる作品。少しずつ明かされていく内容に、もしかしたらあの人は?とか何とか会うことができるのか?と気が焦ります。
死神だけど、八雲の様な人がいたら絶対側にいたいって思いますよね。
Posted by ブクログ
子を授かるとどうして不幸になるのか、竹子さんはなかなか語ってくれなかったけど…。翡翠が両親の話や生まれた死神がどう育てられるのか語っていたので、そこに思い至らないのが何とももどかしかった。
たしかに
3巻が出ると思っていなかったので驚きつつも嬉しいです。しかしレビューでいきなりネタバレするのはやめてほしいです。
購入しに来たけどもう少ししてからにします。
Posted by ブクログ
死神・八雲の花嫁となり、人間の世界と離れて暮らす没落華族令嬢の千鶴。穏やかな日々を過ごす中で、今回は翡翠という死神が登場する。
自分の子どもを愛おしそうに抱く助学生時代の友人に会ったことをきっかけに、なかなか八雲との子を授かれずそれでも子を、と望む千鶴が今回はやや暴走気味。かつて死神と結ばれて子どもを産んだという女性も出てくるが、死神の子どもにまつわる悲しい話も明らかになる。
八雲と千鶴はほんとに不器用だけど、周囲がほんとにあたたかだなと思う。これまでになかったようなとても不穏な終わり方をしたけれど、きっとあたたかく乗り越えてほしい。
Posted by ブクログ
シリーズ本の3作目でした。途中から読んだ感満載でしたが、面白かったです。しかも、次に続く感も満載でした。最初から読みたくなるような作品でした。
Posted by ブクログ
せっかく友ができたかと思ったら警戒しろ、その後も会ってたら今度は離縁
なんで、どうしてって思えけど八雲も相当悩んだんだろあなぁ〜
言葉が足りな過ぎるけどね
でも竹子の話で理解でき、友と思ってたのが大主様
しかもまさに子を授かった、けど大主が拐ってく判ってたら素直に喜べないよね〜
これからどうするんだろう
もういいかな。
結婚したら子供が欲しいのは当たり前で、夫も全力で欲しがるべきだ、理解できないのはどうかしてる、みたいに押し付けられてる気がして…。正直妊娠したとわかっても全然応援する気分になれなかった。
次巻もまとめ買いしたけど、もう見なくていいかなと思う。