あらすじ
連れ去られた死神の花嫁の運命は！？
奉公先の三条家でこきつかわれていた没落華族の令嬢、正岡千鶴。帝都・小石川で猛威をふるう流行病を鎮めるため、生贄に選ばれた千鶴は、死神が祀られている神社に花嫁姿で向かった。だが、目の前に現れた死神・八雲は、人間など娶らぬと千鶴に言い放つ。しかし、死を覚悟してやってきた千鶴にはすでに帰る場所もなく、八雲の屋敷でともに暮らすこととなった。
八雲の従者である浅彦や、わけあって八雲のもとで育てられている人間の男の子・一之助とともに屋敷で過ごすうちに、千鶴は八雲の優しさやさりげない気遣いに気づきはじめる。やがて千鶴は八雲に深い信頼を寄せるように……。
屋敷での穏やかな時間に幸せを感じていたある日。八雲が夜遅くに、額に傷を負って帰ってきた。心配する千鶴に、八雲は冷たい言葉を投げつけ、触れようとした千鶴の手をはね除ける。突然の八雲の拒絶に、わけがわからずうろたえる千鶴。八雲の妻として死神の役割を理解して彼に寄り添いたい……そう考えていたはずが、千鶴の心はかき乱されて――！？
愛を知らない死神と生贄の花嫁の、不器用な愛の物語。第二弾登場！
感情タグBEST3
不思議で素敵な物語です
この話を読んで最初に思ったのは日本に古来から死神さまっていたっけ？でした。純日本風の死神さまに戸惑いながらも彼の心情が徐々に変わっていく様に、惹き込まれました。かわいらしくて強く気高い千鶴に惹かれていく死神さまがなんだかとても素敵で、2人の行く末にドキドキハラハラさせられましたが、心温まるお話でした。こんな死神さまなら安心して黄泉路をわたれるかもしれないなぁーなどと思っております。続きがあるなら必ず読みたいお話でした
う～泣いた。
浅彦の過去に泣いた、切なすぎる。すずに対しての後悔の念に苛まれているのがひしひし伝わった。死神は過去の記憶と共に生き続ける…生まれ変わったすずと逢えたらいいなぁ。
八雲と千鶴は気持ちのすれ違いの理由が分かって、より一層絆が深くなったよう。
一之助は相変わらず可愛いしこのまま皆に愛されて成長してほしい。
この巻で登場の松葉は八つ当たりも甚だしく、まるで言い掛かりじゃん！それ！って感じ。
途中「お前が幽閉されてしまえ！」と願ってしまったが、結局はそこまで悪い奴じゃなかったみたい。
不器用すぎる
前巻もよかったけど、今回も途中でちょっとせつなくなりました。でも、八雲さまと千鶴の不器用な恋模様がよかったです。続編は、あるのかな？
永遠の難しさ
死神と人間の恋なんてちょっと不思議だったけどこの2人には幸せになって欲しい。
そして2人の子供が誕生したらどんな子供になるか楽しみ👶
カッコいい
かっこいい死神さまに痺れました。
脇役？の一之助にもきちんと背景があって読み応えあり！
最後にハッピーになれてよかったです
Posted by ブクログ
１巻に比べると、失速したかなぁという感じ。１巻だけで綺麗に纏まっていて、既に出来上がっている二人だから、恋愛面でもだもだすることはないし。
個人的には松葉がいい味出している印象なので、これから彼がひっかきまわす展開もありかも。あとは、浅彦のエピソードのスピンオフとかかなぁ。
Posted by ブクログ
死神の妻となった没落華族令嬢の千鶴。死神・八雲と、屋敷で共に暮らす死神見習いの浅彦、人間の子供一之助と穏やかに暮らしている。
今回は浅彦の過去の話と死神の血の話。千鶴と八雲の小さなすれ違いも生じたり、八雲を厭う松葉という死神が登場したり、穏やか度合いは少し控えめ。あまり感情が表に出てこない八雲が強い感情を出すというレアめなところすら見られる。それでも優しい絆のある千鶴たちを見ていると、こちらも温かい気持ちになれるのでよかった。
Posted by ブクログ
本当の花嫁となって側に居れて良かった
本当の家族みたい
でもやっぱり種族?の違いで葛藤は有るよね
しかも気に入らないからって攫われたり､でも夫を信じで真っ直ぐ仕事をしてもらう､自分は夫が必ず迎えに来るって信じ切ってる想いが凄い
もったいない
全巻はとても丁寧に描写されていると感じましたが、こちらは別の人が執筆したのかと思うほど読みにくいものでした。
一文が長すぎるものが多く、伝えたいことが分かりにくい。読み取るのに時間を要しました。
特に未来の約束のページが目が滑って仕方がなかった。
正直八雲さまと千鶴のキャラクターが崩壊していないか？と感じることもありました。
けれども、もう、そもそも、ですから、だからだ、～だが。といった表現が多用されていて、イライラしてしまい作品に集中出来なかった。
それぞれのキャラクターや設定は良くできていると思ったので残念です。
面白い
漫画から小説がある事を知って、小説を1,2巻を購入しました。漫画から入ったから死神様のイメージも、千鶴も
違和感はなかったです。読みごたえのある作品でした。
