【感想・ネタバレ】母性(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。(解説・間室道子)

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Da

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面白かった

自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。
その通りだなあって思った。
母かなり狂ってた。

1
2022年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を先に見ていたのである程度読みやすかった。
母と子だけの関係性だけでなく、一人一人の立場からすると、全く違う状況になる怖さを実感した。

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドロドロ昼ドラ感があって非常に面白かったのですが、最後突然取ってつけたようなハッピーエンドが繰り広げられたので、(もしかしてこれは妄想か夢オチなのでは…?)という考えが頭から離れない
最後の章は、ルリ子が娘のフリをして書いた理想的な未来(妄想)なのではないかなと思った理由
・哲志、そんな都合よく帰ってきて頭下げるタイプか?なんでみんな受け入れてるの?
・認知症の姑がほかの子供全員認識できないのにルリ子だけ本当の娘扱いするという、ルリ子にとってこの上ない褒美の扱い
・↑このことを微笑ましく受け入れてる娘。「ママに散々ひどいことしてたくせに」とはならんのか?
・何故か田所家と良好な関係の娘(もっと憎んでいいし成人後に疎遠になってもおかしくない)
・娘が学生時代の(前科持ちになった)彼氏と結婚した突然の展開。これは亨が、ルリ子の知っている娘の唯一の交際相手だったからでは?
・ルリ子、仁美、田所家の人間全員クズだけど許されてるのは何故…その展開が幸せで都合良いと思うのはルリ子だけでは

0
2026年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子育てとは、母親のエゴなのかもしれない。

母親が「こんな娘に育ってほしい」という理想を抱き、その理想を子どもに押し付けてしまう。一方で娘も、母親の期待に応えようと、母からの愛情や承認を得ようとする。そんな二人の間に生まれる「愛」を、俯瞰して見つめることができた。

本作で特に印象に残ったのは、不幸な母を助けたいという一心で、娘が行動していたにも関わらず、その行動がかえって母を苦しめていたことだ。どちらも相手を思っているのに、その想いが相手にはうまく届かない。皮肉なすれ違いだったように思う。

私はこの作品を読んで、愛とは「相手のために何かをしてあげること」だけではないのだと思った。どれだけ相手を大切に思っていても、自分の理想や「こうあってほしい」という気持ちを押し付けてしまえば、相手そのものを見失ってしまうことがある。だからこそ、相手の気持ちを言葉にして確かめることが大切なのだと思う。嬉しい、楽しい、悲しいという感情だけでなく、日頃の感謝や大切に思っている気持ちも、言葉で伝えなければ相手には届かない。

私自身、将来どんな家庭を築きたいかという理想を持つことはある。しかし、もし子どもを持つことがあれば、「こんな子に育ってほしい」という自分の理想を押し付けるのではなく、目の前にいるその子自身を見て、その子自身を愛せる親になりたいと思う。

父親の言動には終始苛立ちを覚えたが、最後に母と娘、それぞれの想いが通じたことには救われた。

私は「愛」とは何なのかを考えさせられた。
本当に相手を愛するということは、自分の理想を重ねることではなく、その人がその人であることを受け入れることなのかもしれない。

0
2026年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブックスワップ?とでも言うのか、それで読んだ

愛着障害と思しき母と娘が出てくる。
ーーーーーーーーー
子どもは自我が育つまで自他の境界が曖昧で、特に母親は地続きで自分と同じ個体だと認識しているらしい。自我が芽生えてきて他人の存在を知り、母親とも違う個体だと分かるようになる(身体的な自立)。
その後思春期の間に、友人関係や外の世界の繋がりの中で、親の価値観から離れアイデンティティを確立していく(精神的な自立)。これは、中高の保健か家庭科で習ったような気がする。
2つの自立のためには健全な家族関係・社会的繋がりが大事だと言われるよね。
ーーーーーーーーー
登場人物の「母(ルミ子)」は母親が好きすぎるあまり、母親の価値観から全く逃れられていない。いつも母親がどう思うかを第一に考え、母親の価値観の通りに行動する、、全ては母のため。
そんなルミ子のもとに産まれた「娘(清佳)」は、無償の愛を知らないまま思春期を迎え、第2の自立で遭難中。。
まとめると、「母親を愛しすぎる娘(ルミ子)」が、今度は「娘を愛せない母親」になり、その娘(清佳)もまた「母親に愛されたい娘」として苦しむという地獄のループ。。。気持ちが悪かった

どうしてルミ子みたいなテイカーが生まれるんだろう、、人間誰しも愛情を求めるけどテイカー気質の愛情の欲求は際限がない。

湊かなえ作品は初めてで、内容には驚嘆したものの、なんだか頭に入ってこない。文体なのかなんなのか。

0
2026年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辛かった。自分が愛される娘に生まれてよかったと思うと同時に、もし子供ができた時に母にしてくれたくらいに愛してあげられるか心配。ママが大好きだからすぐママに影響されるところは共感しちゃった

0
2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「無償の愛」って、結局親から子供にではなく、子供から親に与えられているものなんだなと改めて感じた作品。

母の手記と、娘の回想は起こった出来事は同じでも捉え方が違う。
これって現実でもよく起こる問題で、多視点的な物事の捉え方って大事だなと再認識した。

ラストはハッピーエンド…なのか?
あまりにも綺麗に終わらせすぎていて、全てが母(ルリ子)の妄想なのではないかと思うほどだった。

終わった後にスッキリさせてくれないあたり、さすが湊かなえさんだなと…笑

0
2026年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私の読解力が低いというのもあるだろうが、読後のスッキリ感は薄い(最初の一面が娘ではない等)。
終章での父が戻ってくるなどもいまいち理解ができなかった。

0
2026年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

狂気を覗いているようだった。全然理解しきれなかったため、時間を置いてもっかい読んでみたい。
2つも叙述トリックがあるとは思わず、そこはかなり驚いたしミステリーの面白さがあった。

0
2026年08月21日

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