あらすじ
信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物の地方都市に幼い頃から住んでいる。ある朝、高級車から出てきたスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられるが、アラサーで姫って冗談でしょ…と相手にしない。男は古賀政永(こがまさなが)。彼は千代の会社を買収した世界的企業のトップだった。「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る古賀は、町の城を買い取り(価格3億)、千代をそこへ住まわせようとするのだが……。『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされていく。男と女の思惑が絡み合う中、千代の気持ちは誰に向かう……?
※本書は配信中の「「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~」を大幅に加筆、修正したものです。
感情タグBEST3
突然「あなたは姫だ」と言われて、なんとか「姫業」という観光事業の仕事の一環だと割り切って行くことを決めた千夜ですが、CEO始め周りとの温度差が面白いです
美波はるこさんの作品を読み始めたばかりなのですが、もうすっかりファンになりました。一見、荒唐無稽なお話ですが、ユーモアと謎がほどよく効いていて、白けることなく一気読みしちゃいます。
信濃の姫
毎回変化球の様に驚かされる、はるこ先生の作品。今回は今までにな謎が謎を呼ぶミステリーストーリー。
タイムスリップでもしたかの様に突然「信濃の姫」と呼ばれ千代の前に現れた古河。
読めば読むほど謎が深まり目がはなせない。
謎がどんどん矢継ぎ早に追加されなかなか解消されないので一気読みがおすすめです。世界観は独特でそこがウリなので、あらすじ読んで気になった方は買って見ても良いのではないでしょうか。
蝶よ1
姫さまって。。。CEOの古賀さんによる、強引過ぎる展開に、戸惑っている主人公に共感。姫って、どこまで本当のことなのかとか、古賀さんって、何者なのかとか、めちゃめちゃ気になる~。
加筆版
前回のものも買いました。最終回で少し消化不良だったところが解消されるのかとワクワクしています(それでも面白かったですが)。
どこが違うのか?実はあまり違和感ありません。まだ一巻ですもの。でもはっきりとヒロインに対する彼の下僕ぶりが際立った序章だったと思います。こっちの方がより好みです。
これから楽しみです。
匿名
はるこ先生の作品にしては珍しい感じです。昔の姫なのは?家臣のCEOは?ちょっと不思議な気もするけど気になって仕方ない!これはラブストーリーもありなの?!気になる
ツッコミ所は多いのだけど、すご〜く面白過ぎる🤣
いきなり「姫」とか「この城はあなたのもの」とか言われたら、ヒロインが取った対応になるよね!
そんなヒロインの対応に反比例して、ヒーローの淡々とした態度も面白い🤣
美波はるこ先生の作品は初めて読ませて頂きましたが、こんなに面白いならもっと早く読んでおけばよかった。
匿名
幼恋なんて甘いものじゃない⁉️
正直要らないプレゼントだわ、城。
美波はるこ先生の作品で初めて怖いって思った。ハッピーな題名の物しか読んで来なかった…だけか?
現代社会で異世界転生なみに訳の分からない世界にどんどん引き込まれていく恐怖、そんなバカな⁉️って笑いからどんどん笑えなくなって…。美波先生の作品ってこんなんだっけ⁉️
極めつけは何を考えているか分からないイケメンの「力づく」脅し、怖~い!
ここまで読んでようやく気づきましたが、こっちは18Rのエロいシーンが大幅にカットされてるんですね
はるこ先生の描くそれらが好きな方にはちょっと物足りないかも?
それを期待している方は、もうひとつのバージョンを読むことをオススメします
わたしははるこ先生の、アレやってるときの特に男性の表情が好きなので、もうひとつの方が好きかも笑