【感想・ネタバレ】エマニュエル・トッドの思考地図のレビュー

あらすじ

時代の趨勢を見極め、その先を見通す知性をいかにして獲得するか。現代を代表する論客が、自身の思考の極意を世界で初めて語りつくす。完全日本語オリジナル。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3. 創造
p.114 本を出版したときも、どこの国の誰かもわからない人たちからポジティブな批評が届き、それに励まされたりしました。このように誰かによる温かい励ましというのが常にあったからこそ進んでこられたのだと思います。

4. 視点
p.120 社会をよりよく理解するための条件として挙げれるのは、個人的な経歴や出身地などにおいて、その社会の外側に属している部分があると言うことです。いわゆる、「外在性」です。文化的な意味で社会との間に不一致を抱えていたり、外国出身だったり、あるいは宗教などにおいてマイノリティに所属していたり、とにかく一部が社会の外側にいると言うことが重要です。

p.131 過去の書物を読むことで、現在に囚われない一歩ひいた視点を持つことが可能になるわけです。

5. 分析
p.165 アメリカの社会学者C・ライト・ミルズの著作に「社会学的想像力」というものがありますね。ごく単純に言えば、社会学的想像力とは、個人が日常生活で直面するようにな様々な困難を、社会の構造変化といったマクロな文脈で捉えるような視点を持つことです。

6. 出力
p.177 友達に書くことを目的として、どんどん書いていった結果文章を書けるようになった。
p.178 書きながら考えることはない。

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2024年09月23日

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