【感想・ネタバレ】トムは真夜中の庭でのレビュー

あらすじ

知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.

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Posted by ブクログ

ネタバレ


自分もトムと一緒に真夜中の庭に遊びに行っているようなそんな気持ちになりました。

スケート靴をみつけてからどんどん面白くなってきました。
ラストシーン素敵でした。

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2025年05月30日

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ネタバレ

すごく良かった…。
時を超えた友情に胸をずっとふんわりあたためられるような。
私も秘密の庭園でトムとハティと一緒に遊んでいたような。木に登ったり、2人の話をにこにこ聞いていたような。
心の中は誰にも変えられない、とまた思った。

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2024年05月10日

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ネタバレ

ビクトリア女王末期に生まれたハティと20世紀のトムが真夜中の庭園で出会う不思議。お互いを幽霊と思いながら少年のトムと少女のハティは毎日庭で遊び木登りをし弓矢を作ったり機の上に秘密の小屋を造ったりする。
だが、トムの時間とハティの時の流れは同じでなくいつのまにかハティは大人の女性になっていく。自分の時間とハティの永遠を交換することでハティとの世界を留めようとするトム。過去と現在が混ざり合いそして最後に一つに繋がる再会のシーン、夢や幻想が溶け合って存在する不思議。風景描写と共にとても美しい物語でした。

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2023年07月30日

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ネタバレ

小川洋子さんの本で紹介されてて。

少年少女に自分の居場所があるということ
庭の植物たちが、生き生きと描かれてる
こんな庭、冒険の時間があるということ、人生を豊かにしてくれる
本を読んでの体験でも

緻密な構成
ファンタジーだけど、納得感あり

思いが重なって庭で出会えていたということ。
時間の概念
外へ飛び出していくこと、、
夢中になって遊ぶこと、、
ひたむきさ

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

児童文学ながらページをめくる手が止まりませんでした。大人でも感動します。

近所に住む気難しいお婆さんもかつては木登りを楽しむ少女だったなんて、子供には想像もつかないことでしょう。もしかしたら子供にかぎらずかもしれません。私たちだって、見知らぬお婆さんは生まれた時からお婆さんに思えるし、さっきすれ違ったおじさんは一生おじさんのまんまの存在として、なんとなく受け流しています。この物語はそうした普段は眠ったままでいる他者に対する想像力をよみがえらせ、共感を深めてくれるパワーがありました。

真夜中の庭で友情を育むトムとハティ。不思議な庭のおかげで、違う時代に生まれた2人が、同じ時間を過ごします。同じ時間を同じ子供として共に過ごしたからこそ2人は友達になれました。大人と子供としてはまったく別な関係性だけど、実はみな同じように子供だったし、同じように年寄りになる。これがこの物語の魔法です。

世の中には色々な世代が同時に生きてます。赤ちゃんだったり中年だったりします。言い換えれば、みんながみんな「子供からはじまって老人で終わる道」の上にいるわけです。そしてそれぞれの時代にはそれぞれの世界が広がってます。普段は生活にまぎれてまったく想像しませんけれども、きっと、それぞれの人生には、トムがびっくりして魅了された庭のように、宝石箱のごとく鮮やかな時間がつまっているのだなと。

物語の構成は『思い出のマーニー』と似てますがテーマは全然ちがいました。

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2022年10月10日

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ネタバレ

子どものときに読んでおけば良かった…と思った1冊。でも、大人でも十分楽しめる。

トムの現代イギリスと(それも今となってはだいぶ昔なんだけど)、ヴィクトリア朝時代のイギリスのゆったりとした時間の流れを堪能し、緑いっぱいの庭で楽しく遊ぶ子ども時代を追体験し、途中からは誰が幽霊?というスリルも出てきて、とても面白かった。児童書はハッピーエンドなのも安心して楽しめるポイント。

ただ、最近の子どもにとってはイマイチだったようで…展開が早い物語に慣れすぎてるからかな、昔の児童書のゆっくりテンポがいらいらするらしい。舞台が海外なのも馴染みがないんだろうな。ちょっと残念だけど、自分は楽しめて良かったわ。

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2025年12月26日

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ネタバレ

文句無しの星4つ‼️
さすが 名作‼️
トムにハラハラさせられ。トムに泣かされ。
私も真夜中の庭で 散々遊ばせていただきました。
最後が良い。

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2024年07月09日

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ネタバレ

時を超えて出会う少年少女。
ハティ少女の時代にトム少年が遊びに行く形だが、トムにとってハティの空間では何時間も遊んでいたつもりなのに、現代に戻れば数分しかたっていない。
深夜に大時計が13時の鐘を鳴らす時、裏庭に通じる扉から秘密の庭園へ行けるのだ。

思ったより意外性はなかったが、幽霊のように扉を通り抜けたり、行く度に庭園の時間が変わっていたりというファンタジー要素が面白かった。ハティが女性になっていることにトムが気付かないのも良かった。一緒に遊んだ仲であれば、成長なぞ関係ないというのが素敵。どの大人にも少年少女時代があり、トムのようにアクセスできたら面白いのに。



↓ネタバレ



弟が麻疹に罹り、隔離のため叔父叔母の家へやってきてハティと出会う裏庭への扉を見つけたのだが、その麻疹も治り、夏休みも終わろうとしていて帰らなければいけない時が来る。庭園でどれだけ遊ぼうと現代では大した時間にはならないのだから両立できるはずだと考え、時を永遠にしようと試みるトム。
弟には庭園の秘密を手紙で毎日伝えており、弟は庭園に行ってみたくてたまらず、遂に夢から少し参加するが、ハティは少女ではなく女性だと指摘する。トムが気付かぬうちに、回を重ねる毎にハティは成長していた。
トムは最終日、いつも通り扉を出たはずが現代のままだった。ショックで大声を出し、アパートの住民を起こしてしまう。翌日、謝罪に少年を寄越して欲しいという婆さんの元へ行くと、その婆さんこそが現代のハティだった。庭園はハティが毎晩みていた夢の中であり、最終日に庭園へ入れなかったのは、その日は婚約後の夢をみていて庭園で遊ぶ少女時代の夢ではなかったからだった。

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2024年05月25日

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ネタバレ

世界観が素敵で綺麗な情景が浮かぶようでした。一部分かりづらい描写もありましたが、それも含めて「時間」というものを感じられる内容で良かったです。大人が読むのにもおすすめな本だと思います。

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2024年09月26日

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