あらすじ
「その時」が来た――。
ブチ切れ純情王妃の麗しき鉄槌がついに下される! 国盗りファンタジー第4巻!
シリーズ累計25万部突破!(電子書籍を含む)
描き下ろし特別漫画&原作者書き下ろし小説収録!
【あらすじ】
謹慎処分となったカルヴァンの代わりに国の実権を握ったエレミヤは、王国を立て直し、さらには手中に収めるため、次々と画期的な政策を打ち出す。
国民はにわかに沸き立ち、貴族たちは「真の平等」を謳うエレミヤの言葉に揺れ動く。
そんな激動のさなか、エレミヤを狙う新たな刺客が現れる。薄汚れたその少年の正体とは――?
国を導くエレミヤの姿に、『王の番』ユミルは何を思うのか――。
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民主主義の思想、、、
流石に異端だと思われるのか
でもエレミヤはちゃんと成し遂げるんだろうな
あんな劣悪な環境でご飯も与えずに仕事だけさせて
そりゃクーデターも起こるよ
番さまをそのど真ん中に落とすなんて笑
ユミルにとって周りは憎むべき対象なのに、エレミヤにとっての自分は「憐れみの対象」だなんて想像もしなかったんだろうな。
「かわいそうに」と思われる存在って対等ではないから...。
ユミル自身ももう何をしたらいいかわからなくなってて惰性で贅沢してるやん。
そして民衆の反乱。
なんで今まで反乱されないと思ってたんだよ!!
匿名
すごい形で裁かれるのがきまったなぁ…
今までのことを考えると仕方ないことだけど、王はなんもできない。番を一番に思ってるくせに、暴れたり、暴言吐いたりするだけで、ほんとなんもできないダメ王様。
続きが気になりすぎる~!
中々根深い問題
国民が勝手なのはまぁ、リアルでもそんなものですからね…
一般人は上層部のことなど知りようもないから、誰かの強い言葉に引っ張られたりしちゃう
それでも冷静に物事を見極めようとする人も一定数いるが、大体の人は何かの流れに乗る簡単な道を選びがちだと思う(自分もそう)
宗教や風習などもサクッと切り分けて考えられないのが難しいところ
獣人ゆえの矜恃や思考を他種族が安易に否定できるものでもない
番という存在に対する想いは、やはり獣人にしか分からない部分があるんだと思う
ひとつの要因であっさりと手の平を返した彼らは勿論非難されるのも当然ではあるものの、種族ゆえの感覚や本能が関係しているならば一概に悪し様に言うのも、また違う気がする
理由があるなら良いのではなく、その理由をきちんと把握しておくことが大事なんだと思う
彼ら2人の末路は確定しているようだけど、次の生まれは少しでも幸福であれば良いなと思うよ
社会派エッセンス
獣人族の番という概念の危うさを描く第4巻は結構社会派ですが、好みです!
正義とか理想とか平等という概念が貴族という特権階級の悪あがきで妨げられている様子が社会派風で面白かったです。
ユミルの育ちは同情するけれど、今後彼女が断頭台に行くことになるとするならば、残念ながら周りを見て学ぶ姿勢が足りなかったね!としか言いようが無いですよね〜
運命の番4
なんだか中世ヨーロッパの革命チックになってきました。王と番がどんなしっぺ返しを食らうのか、ざまあが楽しみです。そして高潔なエレミアの新たな国づくりにも期待!
お姉様の会った人達って?
王と番は、思わず同情してしまう、可哀想な過去を持ってはいるけど、それが理由で許される訳もない今までの行い。いよいよ断罪の時かな。
それにしてもなんと愚かな国民。そんな奴らばかりではないだろうけど、呆れ果てる。
獣人族の遺伝子に、どれだけ番という存在が大きく強く刷り込まれているのか。
そうなるとどうしようもない気もするけど、外の国から見たらまあ、理解不能だよね。
それにしてもフレイヤお姉様の会った方達って何者?
急に恋とか言い出したけど。
突然違う方面からの切り口にちょっと「?」が残る終わり方でした。