あらすじ
不世出の巨匠の人生と作品の凄みとは
生誕250周年――他の音楽家の創作意欲を失わせるほど、すべてのジャンルにおいて史上最高の傑作を作り上げた、その偉業を振り返る
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Posted by ブクログ
2020年はベートーヴェン生誕250年でした。
彼が生まれた1770年には、モーツアルトも
ウィーンで活躍し始めているらしく、まさし
くクラッシック音楽の揺籃期と言えるのでし
ょう。
さらにフランス革命も発生しており、その後
に登場したナポレオンを顕彰して作られたと
いう交響曲第3番変ホ長調「英雄」などもあ
り、世界史と切っても切れない関係にありま
す(現在ではナポレオンと「英雄」の関係は
否定されているらしいです)
そんな不世出の作曲家ベートーヴェンの生涯
を綴る一冊です。
Posted by ブクログ
ベートーヴェンの入門書。 2020年は、ベートーヴェン生誕250年ということで、様々な行事が行われる予定だったが、コロナの影響で多くがキャンセルされた。 ファンにとっては残念な一年になってしまった。 この本は、ベートーヴェンの生涯と代表的な曲について考察したものであり、ざっくりと知りたい人には良い入門書だと思う。 自分もベートーベンの生涯については 、ロマンロランの本で読んだことはあるが、その後の研究で随分人物像が変わってきたらしい。 バッハやモーツァルトの時代と違って、より自分が作りたい音楽、大衆受けする音楽が求められ、その期待に応えたのがベートーヴェンだった。 この本には、自分が知らなかった事実や考察が簡潔にまとめられていて面白く読めた。 本文中で紹介されている曲は、ぜひ聞いてみたいと思う。
ちなみに初めて聞いたクラシックの生演奏は、ベートーベンの交響曲第3番だった。 九州大学管弦楽団の演奏で、その時のことはよく覚えている。本物の音をワクワクしながら聞いた。 弦楽器で弦が動いて音が出るのを初めて見てとても感動した。
Posted by ブクログ
ベートーヴェンの生涯と作品の数々についてだが、特に強調しているのがベートーヴェンが音楽を消費の対象から芸術へと昇華させたこと、そしてクラシック音楽のあらゆるジャンルで後世の作曲家に立ちはだかる至上の傑作を創り出していること。
Posted by ブクログ
ベートーヴェン生誕250年となりいろんな本が出版され、いくつか読んでいるが、この本は同じことを繰り返して書いており、わかりやすかった。またベートーヴェンの死因について詳しく書いてあり、当時の社会の模様を感じさせられた。今も変わらない気はする。
Posted by ブクログ
ちょっと筆致が淡々としててお堅い。文章がまるで報告書だな。
けど、ピアノ壊すベートーヴェンとか、同時に並行して何曲も作ってたベートーヴェンとか、コンサートの最中で演奏を中断させてやり直すベートーヴェンとか、ひげ剃りでケガするベートーヴェン(真偽は不明)とか、薄幸の人妻に恋してお金を送金し続けていたベートーヴェンとか(けど不滅の恋人はこの人妻じゃなかった説もあるらしい)、ナポレオンのせいでフランス人相手にドイツ語の歌劇やる羽目になって大失敗するベートーヴェンとか、作曲に行き詰まって水かぶるベートーヴェンとか、耳が聴こえないのにヴァイオリンの弓の動きを目で追って指示していたベートーヴェンとか、血を吐くベートーヴェンとか、悪魔様の乗る下等な乗り物(牛乳運搬車)で帰って寿命縮めるベートーヴェンとか、お腹痛くて苦しむベートーヴェン(かわいそう……)とか、シンドラーに口述筆記で手紙書かせるベートーヴェンとか、糖尿病で実は視力も悪かったベートーヴェンとか、痛風だったベートーヴェンとか、ワインを一日最低一本開けてたベートーヴェンとか、悪筆すぎてテレーゼがエリーゼと読み間違われたベートーヴェンとか、いろいろ知らなかったベートーヴェンに出会えて嬉しかった。
ほんっと、面倒くさいおじさんでどうしようもない人だったんだろうけど、やっぱりかっこいいなーーって思った。
あとベートーヴェンの曲を普及させてくれたリストも、ありがとう。