あらすじ
おまえ……可愛すぎる
日陰の令嬢の秘密の恋人はまさかまさかの軍神皇帝!!!?
正体不明の大型犬系軍人×日陰の公爵令嬢
皇帝妃候補の義姉についてグラーツ帝国にやってきたアデル。
ワケ有りの出生のため小間使い扱いされている彼女だが名目上は公爵令嬢だった。
入国早々部屋から締め出され困っていたアデルは青年士官クラウスに助けられ親しくなる。
「おまえを抱けるならこのまま背中から刺されても悔いはない」
彼に求婚され小さな幸せを掴むのを夢見る日々。
だが二人で過ごす部屋に乗り込んできた義姉が、クラウスを見て皇帝陛下だと驚愕し!?
感情タグBEST3
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ヒーローが素敵すぎた
初めて読む作家さんでしたが、プロローグですぐに引き込まれてしまいました。
ヒロインの出自が複雑で、ちょっと「?」が舞踊りましたが、それも含めて頭を使うお話でよかったです。
アデルの健気さとクローディアの分かりやすい性格の悪さの対比もよかったし、ラストのアデルの弟妹との出会いや終盤のシーンもよかったです。
登場人物もみんな魅力的で、みんなの今後が気になります。
この作家さんの別の作品も読んでみたいです。
面白かったです
作者さんのいつもと違うヒーローというレビューで購入しました。
ワンコ系胸フェチヒーローで、色々あり過ぎて達観したヒロインでしたので、歳の差をあまり感じませんでした。
爽やかなおっぱい星人ヒーロー
ヒーローがとても頼りになって爽やかで格好良かったです。おっぱい星人なギャップは可愛くて心の声が笑えました。全てを諦めながら生きてきたヒロインはヒーローに出会って少しづつ前を向き強くなっていきます。
2人共が素敵で幸せになれて良かったなぁと思いました。
物語の骨組や背景もしっかりと描かれていて奥行きがあり物語としても楽しませて頂きました。
ヒーローがかわいい
可哀想な境遇で育った諦め系ヒロイン(巨乳)を、おっぱい星人のヒーローがとにかくめっちゃ守ってくれます。
ヒロインが危機に陥るたびに、毎回絶妙なタイミングで助けに現れます。
皇帝なのに自分が最前線に来ちゃうのね!
ヒロインと出会って最初からずーーっと、すごい大事に面倒みてるのでとても良いやつです…
口調も軽い感じなので、気さくな騎士のお兄ちゃんみたいで。それもよし。
俺様皇帝より好みです。
おっぱいに顔埋めてぇー!とか、このまま後ろから刺されてもいいや、みたいな。
素直なヒーローは可愛かったです。
ヒロインは最初とにかく「申し訳ありません、ごめんなさい」みたいな子でイラッとしました 笑
でもヒーローのおかげでだんだん自尊心を取り戻して、悪役姉様にも対等に話ができていて、成長したね~と思いました。
イラストも美しかった。
面白かったけど
色々ヒロインの生い立ちは複雑でした。
悪いのは、遺伝子上の父親ですよね。
駆け落ちするなら子供作る行為はNGです。
しっかり責任取りましょうと言いたいです。
ある意味ヒロイン母は被害者でもあり、周りに流されてしまった人ですね。
ヒーローいいですね!
10歳の時自分の出生の悲しい現実を知り、全てを諦めてひっそりと生きて来たヒロイン。他国へ嫁ぐ義姉の小間使いとして行った先で知り合った優しく逞しいヒーロー。心惹かれ、生まれて初めて知った幸せ。けれど、彼が義姉の婚約者でこの国の皇帝だったと知り、悲しい気持ちになります。自分を信じて欲しいと言うヒーローに助けられ、最後にハッピーエンド。本当に良かったです。
まさにシンデレラストーリー
イマイチ主人公の立ち位置というか設定がよく分からなかった…結局誰と誰の子で何故日陰者にされてるのか…など。ラスト近くでようやく納得。私だけかもしれないけどそこら辺のややこしさはマイナス。それと実は皇帝というヒーローがヒロインを好きになる瞬間?もよく分からず…同情なんだか愛情なんだか?でもなんだかんだめっちゃ愛されまくって最高の幸せを掴むんだからめでたしめでたし!ヒーローのおっぱい星人なとこ可愛かった。
Posted by ブクログ
衝撃発言「俺のおっぱい」
主役二人の立場を考えると結構シリアス展開なんだが、彼のこの発言だけで笑いがこみ上げる。
それに対して「わたしの胸なんですが」が言えないヒロイン。
いや、言っていいから。
しかも衝撃発言、結構繰り返してくるし。
まあ、たわわに実っているから言いたくなる気持ちも分かるし、顔を埋めたくなる気持ちも分かるが、彼はもう少し自分の立場を自覚した方がいいと思う。
彼女の前で自分の立場を明かした時も裸で仁王立ちだから。
締まるものも締まらないヒーローである。
シンデレラ的立場のヒロインだし、ヒーローはヒーローで今の立場になるまでが不遇なので、幸せにはなってほしいが、二人の立場が難しいのでなかなか上手くいかず。
(そんな中でヒーローは「俺のおっぱい」発言をしている……戸惑う気持ちも分かってくれ)
しかも敵の手引きをしていたのが、その人かい!と大いに驚かされた。
ただの慇懃無礼な奴ではなかった。
個人的には予想していなかった人物だったので、あの展開には本当に驚いた。
家系図やら展開やらが少し複雑なので飲み込むまでに時間がかかったが(特にヒロインの身辺周りが非常に複雑)自分の人生を諦めていたヒロインがやっと自分から望めた場所を手に入れることができて、ほっと一安心。
よかった。
個人的にはもう一組のカップルも上手く行ってほしいので、そちらも応援したい。
主役二人では前例に成り切れなかったので(ヒロインは全くの庶民ではないからなあ)
もう一組側の馴れ初めと未来の話でまた一冊読みたいなと願望を抱きつつ。