【感想・ネタバレ】戦争と平和5のレビュー

あらすじ

モスクワに入ったフランス軍はたちまち暴徒と化し、放火か失火か、市内の大半が大火で焼かれてしまう。使命感からナポレオン暗殺を試みるピエールだが、捕虜として囚われてしまう。退去途中で偶然、重傷のアンドレイを見つけ、懸命の看護で救おうとするナターシャ。そしてモスクワを占領したはずのナポレオンだったが、そこは“もぬけの殻”で……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

英雄主義を排した歴史観のもと、様々な人物の内面、所作を丁寧に描く。

<メモ>
3-3-7 エレーヌの身勝手さ。ピエールへの離婚のお願いの手紙。
3-9-9 アンドレイ公爵の死(それもピエールへの伝聞という形で!)。
3-9-10 ピエールの消失。
4-1-12 まろやかでまるい、ロシアの化身 プラトン・カラターエフとの出会いから銃殺刑の目撃で崩壊した世界がまた元通りになる。
4-1-16 アンドレイの死。マリアとナターシャは厳粛な死の秘蹟に接して。伯爵は自分も同じ道を歩むことを思って泣いた。婦人はソーニャを思って泣いた。

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2025年05月16日

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