あらすじ
危機のときに必ず業績が飛躍的に伸びるのはなぜか?
「15の選択」で会社は根本から変わる
■新製品の売り上げ比率は50%以上
■設備稼働率は70%以下にとどめる
■「選択と集中」「選択と分散」をバランス
【目次】
序章 効率偏重経営の終わり
CHOICE 1 「環境変化に対応する」か「環境を自ら変革する」か
1章 製品開発力 売れる製品を最速で大量に生む仕組み
CHOICE 2 フォーカスするのは「買う人」か「使う人」か
CHOICE 3 KPIの目的は「業績向上」か「新陳代謝」か
CHOICE 4 開発は「リレー型」か「伴走型」か
2章 市場創造力 流通を主導し、顧客と結びつく仕組み
CHOICE 5 「自社の強みに絞る」か「自社の強みを絞らない」か
CHOICE 6 強みは「固有の技術」か「固有の仕組み」か
3章 瞬発対応力 急な外的変化を成長に取り込む仕組み
CHOICE 7 上げたいのは「稼働率」か「瞬発力」か
CHOICE 8 瞬発力があるのは「身軽な外注」か「柔軟な内製」か
CHOICE 9 「選択と集中」か「選択と分散」か
CHOICE 10 「短期の効率」か「中期の効率」か
4章 組織活性力 仕事の属人化を徹底的に排する仕組み
CHOICE 11 社長にとって「いい会社」か社員にとって「いい会社」か
CHOICE 12 経営情報を「独占する」か「共有する」か
CHOICE 13 組織内に「ヌシがいる」か「ヌシがいない」か
5章 利益管理力 高速のPDCAで赤字製品を潰す仕組み
CHOICE 14 PDCAの要所は「PLAN」か「ACTION」か
6章 仕組みの横展開
7章 ニューノーマル時代の経営
CHOICE15 業界は「守るべきもの」か「壊すべきもの」か
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Posted by ブクログ
経営者の視点ではあるけれど、事業に関わるものとしては学びの多い本。
すべてはユーザーイン視点から。
→そのための仕組みづくり。
→毎週行われる全社員が参加するプレゼン会議で新商品を開発
→失敗は決裁者の責任、成功は提案者のもの
→日報を見える化
→部品から何から自社で作る→ノウハウ
→問屋機能も持つことで売り場(ユーザーイン)視点を持ち開発に役立てる
そして、需要が増えた時のために
→常に稼働率を7割にしておく
→工場も分散
社員を大事に
→働く人の視点を大事に。育てることを重視。
一番刺さったのは、近年は10年に一度は社会を揺るがす大きな出来事が起きている。これは今後も変わらない。そのためにいつまでも今の事業が安泰という視点を捨てることという考え方。