【感想・ネタバレ】七夜物語(上)のレビュー

あらすじ

小学4年生のさよは、母親と二人暮らし。ある日、図書館で出合った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

エッセイの文章がささり 初読
イラスト酒井駒子氏! 児童文学の摩訶不思議な雰囲気にピッタリ
ページ下に小さくイラストがあって こんなに沢山見られるのは嬉しい

作品も 最近は先を想像しながら読むような小説が多かったので
ページをめくるたび どうなるかドキドキするのは久しぶり

上巻で五つ目の夜に突入したけれど 下巻はどうなって どういった結末になるのだろう?

(衛生面から表紙の鼠は悪役だと思い込んでいたスミマセン)

「それにね あんたたち人間は そうでなくても自分で考えようとしないんだから 説明なんかしたひには すっかりわかった気になって ますます考えなくなることうけあいなのさ」

『上の方にいる子たちは…ひそかに無視されたり だめなものとしてじろじろみられたりしたことが ないから…だから 何も悩まずに簡単に人の上に立つことができるし そのことをたいして喜びもしない そもそも 自分が人より上に立っていることに 気づいてさえいないかもしれない』

『自尊心とは…へりくだる心を持っている ということである…自分よりもすぐれた人は たくさんいるんだ …生きていくためには…助けがいるんだ…でもそういう自分にだって いくつもいいところがあるんだ』

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2025年02月26日

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