【感想・ネタバレ】秋螢 立場茶屋おりきのレビュー

あらすじ

「茶屋や旅籠の商いも至って順調です」――おりきは先代の墓参りに訪れた寺で、四十絡みの品のある面長な顔をした男性とすれ違った。もしや先代の一人息子?! と思ったが声をかけることはできなかった。その晩、おりきは鬼一郎の胸に抱かれている夢をみた。鬼一郎の身に何かが起こったのではと心配になるが……(「秋螢」)。表題作他全五篇を収録した、涙と笑いと義理と人情に溢れた大人気シリーズ、待望の第五弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

女中がしら、お梅の過去。
芸者になると、幾千代に預けた百姓の娘おさん。
おきわの父親、凡太の最後。
彦次の忘形見、おいねを育てつつ、そば打ちを修行。
新しくおりきの隣に蕎麦屋を作る。
いろいろなことが次々起こる。

おりきを中心に人々の人生も回る。
魅力的な登場人物の生き生きとした様は、
読んでいて清々しくもあり、情愛にホロリとされる。

0
2020年11月13日

「小説」ランキング