感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
身悶えるくらい可愛くて愛おしいお話。受けである莉央に対してめちゃくちゃ怒ってた攻めのアルヴァロが、莉央に会った途端毒気を抜かれて溺愛していく様子が面白い。いや、嫌いな人間の国から傲慢と評判の王子を押し付けられた形で結婚させられた訳だし、アルヴァロの不満や怒りもわかる。けれどその怒りすらも凌駕する程の莉央の「哀れ感」…。そんな感じで笑える所もあれば、胸が痛くなるような切ない場面もあり、とにかく最初から最後まで楽しく読めた。何度でも読み返して読みたいお話。あと最初は嫌いだったリォル(本物の王子)も後半に良い味出してきて、ちょっと好きになってしまった。彼の日本での様子を書いたスピンオフがあったら読みたい。
普通に異世界にトリップとかではなく、別世界の自分と入れ替わるっていうのが面白かった。
個人的にはあの傲慢王子もなかなか憎めないというか、
コチラの世界でちゃんと暮らせるの?こんなハズじゃなかったとか思ってるのかなと思ったけど、
なかなかのヤリ手で、まさかこちらでも魔法が使えたとは。
事の発端から結末までなんだかんだであの王子のおかげなのかと思うところもあるけど、
二人のその後、とか、周辺国とのいざこざ、とか見てみたいかな。
よくあるテーマだけど…
わりとありがちなテーマだけど、考えさせられる
同じ言語の人同士でも思い通りに伝わらないのに、それがトラウマコミュ障で、異世界で、さらには人外の三重苦じゃあ、理解するのもされるのも諦観するわな
それでも理解しようとしてくれる人や、それを失って初めて言葉や伝えることの必要性に気づくのは、王道ながらやっぱり感動します!
Posted by ブクログ
言葉なくても心を通わせる純愛のお話
獣人、異世界ファンタジーですが、ジャンル拒否せずお読み頂きたい名作としてオススメ致します。
言葉に心を込める大切さ、言葉以外で想いを伝える大切さ、諦めず言葉を尽くす大切さ、愛を伝える大切さを教えてくれるお話です。
言葉を伝えること、感情を言葉にすることが苦手な莉央
獣人国の王、アルヴァロ
異世界の自分と入れ替えられ、言葉の通じない世界でゆっくり自分自信を受け入れ、成長する莉央の姿
そんな莉央に戸惑いながら受け入れ愛するアルヴァロ
ゆっくり慈しみあう二人がとても良かったです。
双子兎のアンディとラルゥや虎執事グィルスなど莉央を理解しようとする存在や、ワガママだけど憎めないリォルも素敵でした。
きっと莉央は素敵で偉大な魔法使い妃になるでしょうねぇ。是非とも続編をお願いしたいです!!
かわいいです
異世界トリップもの
言葉によって傷つけられた莉央が、ワガママ王子リォルに人生を入れ替えられ、異世界へ。
言葉の通じない莉央と愛を語れないアルヴァロが、不器用ながら愛を育んでいくお話。
うさぎ達が、健気でかわいい。