あらすじ
「ポケットに入る『ナルニア国』です! どこへでも連れていけます。」恩田 陸さん(作家)
【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第3弾】
児童文学の金字塔!
新訳&挿絵付
装画・挿絵:ソノムラ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに【【大幅に】】加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビをへらしたものです。
●あらすじ
ルーシーとエドマンドは意地の悪いいとこユースタスとともに、再びナルニアへ! カスピアン王やネズミの騎士リーピチープと再会し、行方不明の7人の貴族を捜す《夜明けのむこう号》の船旅に同行する。それはかつてない涙と成長の冒険となった。人が竜に変身する島、すべてを黄金に変える湖、悪夢が現実になる島――船はついにこの世の果て《アスランの国》に辿りつき…。息を呑むほど美しい結末。カーネギー賞受賞シリーズを新訳で!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1、2巻は戦いって感じだったけれど、この間は王道冒険ファンタジーって感じで、私の幼心がくすぐられる物語だった!
王道ファンタジーが好きな私にはめっちゃ好み
絵が動き出し波に飲まれてナルニアへ!
カスピアンの乗る夜明けのむこう号へ助けられる
カスピアンの目的である7人の卿達を探す旅へ
いくつかの島へ立ち寄るが、そこではドラゴンになってしまったり、透明な姿の見えない人がいたり……
行く先々で起こる事象に、次はどんなことが待ち受けているのだろうってワクワクしちゃう
冒険譚であり戦いがないからハラハラしないって言う人もいるかもだけど、私は行く先々で不思議に出会ってワクワクする方が楽しく感じる
最後はまさかの、リーピチープ1匹だけで行っちゃうんかーいって思ったけれどもね
この時のリーピチープはどういう感情なんだろう
絶対的な神へ仕えられる〜って気分なんだろうか?
ただ悪いことではないのは良かったかな
そして旅の根本である7人の卿
皆生きてるかと思ったら…そういう結末?って人もいてある意味面白い(実際だったら怖いけどね)
今作の新しい登場人物として、ルーシーやエドマンドのいとこであるユースタス!
最初はめっちゃ性格悪い…けど、子どもってこんなにものかなぁ?と思ったり笑
でも旅をする中で沢山学んで、相手を想いやれるようになってきたのが良いなぁ
普通にいい子になってしまったー!笑