【感想・ネタバレ】一億円のさようならのレビュー

あらすじ

直木賞作家、文句なしの最高娯楽小説!
加能鉄平は妻・夏代の驚きの秘密を知る。いまから30年前、夏代は伯母の巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息の銀行口座に預けてあるというのだ。その額、48億円――。結婚して20年。なぜ妻はひた隠にしていたのか。日常が静かに狂いだす。もう誰も信じられない。鉄平はひとつの決断をする。人生を取り戻すための大きな決断を。夫婦とは、家族とは、お金とは。困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語。
「ぼくはこの作品にまるまる2年間費やした。もうこれ以上おもしろい物語は書けないかもしれない」(白石一文)
白石作品、過去最高のエンタメ度!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

白石先生の作品は初読み

平凡な会社員として生きてきた主人公が”もう一人の自分”を匂わせながら大金持って家族から離れていく流れに、ハードボイルドとかクライムノベルっぽい展開を(勝手に)期待してしまったけど全然違った

割と淡々とした日常が綴られていて、月日は流れ人も流れて自分だけ取り残されていくような、そんな寂寥感溢れる”私小説”のような感じ
金沢の町並みは魅力的でお寿司も日本酒も(博多のラーメンも)美味しそうだけど、情景描写が続く場面は冗長に感じられて所々斜め読み。。

過去のあれこれもほとんど絡むことなく、何やら悶々としたまま読み進めていたら最後の最後にやっと望んでいた展開が来た
これは”夫婦小説”というのかな

”一億円のさようなら”を”34億円のよろしくね”でひっくり返すお手並みも見事

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。お金が絡むとやっぱいいことはないよなぁという気持ちがあったけど、この中のキャラたちの生き生きとした生き方がとても良かった。今自分が一億円貰ったら何するんだろうなぁと思うけどなんかちょっとだけ買ったらあとは銀行に入れて半分忘れながら日々を過ごしそう。って考えるのも楽しい。
ただ、章が変わるときにがらっと場面が変わるんだけど、全然説明が無く会話からだんだん状況が見えてくる、ってのが結構あったのが個人的には結構ストレスだった。その中で新キャラの名前だけが出てくるけど読み進めないと背景がよく分からんかったり、えっ?えっ!?ってなりながら追うのが辛かった。そこだけマイナス。

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2025年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容は妻・夏代が30億余の遺産を相続をしていたにも関わらず、夫の鉄平には黙っていたこと、かつての愛人の会社に投資していたことから夫婦としての不信感を抱き、離れ離れになると言うもの。
息子は従姉妹と恋愛関係にあり、娘は大学生にして妊娠など人生の困難が降りかかった鉄平には同情するが、全てを捨てて金沢に移り住むのはどこかモヤっとする。
スタンスとして「自分は頑張って働いていたのに疎外感がある」という雰囲気が気に食わない。

ただ、未練がましく夫がウジウジして元鞘に収まるというような物語ではなくてよかった。

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いんだけど、奥さんの大金を手にした時の決断がなんか現実離れ感半端ない。
こんな大金困ってる時に使うなり、放置せず寄付するなり世の中に金を循環させてくれよと思う。

考え方に今一つ共感できず、好きになれない。
美人という描写にますます、??でした。

ふっつーのおばちゃんが億万長者の方がリアルですね。

ですが、ストーリー的には好み。
まぁ何があるってわけじゃないけど、1人の男の人生を覗き見している気分になった。

ただ主人公の側面である野生的な大胆さがあまりピンとこない。


最後はアッサリしていたような。
半沢直樹的な仕返しを期待していたんだけどな。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文句なしに面白い
最後の1ページまで驚かされた。
夏代とこのまま終わって、会社にも戻らずこのまま金沢で新たに人生を歩んでいくのかと思ったけど、夏代の方が一枚上手だったな〜

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2022年12月01日

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