【感想・ネタバレ】一億円のさようならのレビュー

あらすじ

直木賞作家、文句なしの最高娯楽小説!
加能鉄平は妻・夏代の驚きの秘密を知る。いまから30年前、夏代は伯母の巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息の銀行口座に預けてあるというのだ。その額、48億円――。結婚して20年。なぜ妻はひた隠にしていたのか。日常が静かに狂いだす。もう誰も信じられない。鉄平はひとつの決断をする。人生を取り戻すための大きな決断を。夫婦とは、家族とは、お金とは。困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語。
「ぼくはこの作品にまるまる2年間費やした。もうこれ以上おもしろい物語は書けないかもしれない」(白石一文)
白石作品、過去最高のエンタメ度!

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Posted by ブクログ

最初から最後までこの世界にどっぷり浸かってた。
白石一文が選ぶ言葉がタイプだなと再実感。ミステリー要素と人生ドラマ要素のバランスが絶妙で660ページをこんなにもあっという間に感じたのははじめて。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さんだったが、個人的には大当たりだつた。

莫大な遺産の存在を隠していた妻、恋愛問題について隠していた子どもたち、そして会社で受けた不当な扱い。

そんな人生が何もかも嫌になり、主人公は人生をリセットすべく新天地で事業を始める。

長く生きていると人生ではいろいろなことがある。
人間関係とは煩わしいモノであり、人の気持ちを思うように操ることはできない。

度々登場する逆境の中で、主人公はあらがうでもなく、従うでもなく、まさに現代のガンジー如く孤独に、しかし強く自分の道を切り開いていく。

一本筋が通ったその生き方と、場所場所でのリアルな情景描写が相まって、物語は最後まで鮮明な解像度を持っている。

無理な展開や派手な演出はないが、巧みに練られたストーリーは現実的だが決して読者を飽きさせることがない。

とてもおもしろい一冊でした。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

妻が隠していた莫大な遺産の事実を知って、これまでの全てがひっくり返しまった夫が人生をもう一度作り変えるところがよかった。
お金はそこまで重要な存在ではない。お金に振り回されてしまうことが最も愚かで切ないことであると学ばされた。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

結婚して20年の妻が手付かずのまま48億の遺産を黙って持っていたというところから始まる。

自分ならどう思うだろう、どうするだろうと色々考えながら楽しく読めた。
それと同時にお金だけじゃない様々な価値や人との繋がり、面倒ごとなどが人生を彩り形作ると改めて気づく。

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

この方の小説は、心情をダイナミックに表現する文体が好きで、ほかにも色々と読んでいます。本作は文庫で660ページ以上。心地よい厚さと持ち重りで、こういうのが電子書籍では味わえないですね。
いろいろと状況設定がかなり突飛で、登場人物とくに主人公のキャラクター設定もかなり目まぐるしく変わります。あれ、こんな人だったの? とか。他の登場人物への態度や心情もコロコロ変わるし。でも、考えてみれば実際の生活ってこんな感じなのかもしれない。自分の生活を考えてみても、気持ちなんか、どんどん変わっていくし。
メインの舞台である福岡と金沢のきめ細かい描写が秀逸。旅に出たくなりました。

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

ミステリーかと思って読み始めたら違いました。約700ページもある大作ですが、最後まで読めました。
印象に残ったところ。夏代との夫婦関係は、二人の子供を育て上げた時点で役割を果たし切っていた。子育てを終えた夫婦が死別のときまで共に暮らす理由には、もちろん慣れ親しんだ繋がりを失いたくないという願いも強く作用されるだろうが、片方で、経済的な事情や敢えて別れるまでもないという〝面倒くささ 〟も大いに関与していると思われる。
自分たち夫婦の場合は、夫の側に新天地で始めた順調な事業があり、妻の側には娘や息子との深い絆と莫大な財産がある。
そうとなれば「子どもたちの独立」という明確な区切りをもって互いが別々の人生へと乗り出していくのは、考えてみるに決して不自然でも不合理でもないのではなかろうか?
フィナーレが映画の1シーンのようでした。

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2022年06月11日

Posted by ブクログ

作者の気合が帯に現れていたけれど、ほんとうに面白い。ストーリーも設定もたぶんかなり細かく設定されていて、ふとした伏線が後半にあ、という感じで出てきたりして、もう一度読み返したくなる。

インフルエンザ罹患を感じたある日、主人公鉄平の人生は一変する。
妻、夏代の大きな秘密と、それを自分が20年以上も隠されていたという事実に鉄平は怒り、そしてそれをきっかけに子供たち、会社にも暗雲が立ち込める。芋づる式に明かされる事実に愕然としつつ対処しながら、冷静な自分の一面にも改めて触れ、逃げるように家を出るが…

リアルな描写で主人公の行動や心情に共感しやすくい。登場人物が少しずつダークさや弱さを抱えているのを、削ぎ落とされた文章とエピソードで語られるので、そこも読みどころだと思う。削ぎ落とされすぎていて、掴みづらい部分は他の方のレビューにもあるとおりだが、何度か読み返してもやはり面白いのは、緻密な文章構成の為せる技かなと思った。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

子どもが巣立ったおじさんの心の持ちようとか、妻子との関係性とか、日々の暮らしの中で美味しいご飯を食べたり車に拘ったりとか、48億円という金額に直接関わらない一人の人間の人生が面白くて、特に前半はとても好きだった。
48億円の遺産が主役なんじゃなくて、あくまで主人公が主役でその周囲で起きた出来事として遺産の話がある感じ。
後半の海苔巻き事業から株を受け継ぐ辺りはやや出来過ぎ感があったけど、それでも事業を大きくしていくサクセスストーリーとして
それはそれで面白く読めた。
ラストの終わり方はやや唐突というか、それはありなんだってちょっとなった笑

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2026年08月29日

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ネタバレ

白石先生の作品は初読み

平凡な会社員として生きてきた主人公が”もう一人の自分”を匂わせながら大金持って家族から離れていく流れに、ハードボイルドとかクライムノベルっぽい展開を(勝手に)期待してしまったけど全然違った

割と淡々とした日常が綴られていて、月日は流れ人も流れて自分だけ取り残されていくような、そんな寂寥感溢れる”私小説”のような感じ
金沢の町並みは魅力的でお寿司も日本酒も(博多のラーメンも)美味しそうだけど、情景描写が続く場面は冗長に感じられて所々斜め読み。。

過去のあれこれもほとんど絡むことなく、何やら悶々としたまま読み進めていたら最後の最後にやっと望んでいた展開が来た
これは”夫婦小説”というのかな

”一億円のさようなら”を”34億円のよろしくね”でひっくり返すお手並みも見事

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

エンタメな設定、非凡な登場人物たちでありながら、もし自分だったら…と思わざるを得ないリアル感。終わり方も(奥様へのツッコミどころはありつつ)気持ちが良く、どっしりした話なのに爽やかで素晴らしいと思った。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

ストーリー的には面白くすらすら読める。

ただ登場人物個人個人の人間性がいまいちよく分からず、行動に共感できない描写が多かった。

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2025年10月16日

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もし自分の伴侶が億万長者だったら、そしてそのことを秘密にしていたら。
膨大な遺産を継いでいた妻、恋愛至上主義な子どもたち、保身に走る会社の役員たち、昔の後輩である女将、親友を虐めていた同級生…みんな勝手にするがいい、と思って離婚届を置いて金沢に転居した主人公鉄平。
660ページの長編なのにぐいぐい読めた。おもしろかった。

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2025年08月17日

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ネタバレ

面白かった。お金が絡むとやっぱいいことはないよなぁという気持ちがあったけど、この中のキャラたちの生き生きとした生き方がとても良かった。今自分が一億円貰ったら何するんだろうなぁと思うけどなんかちょっとだけ買ったらあとは銀行に入れて半分忘れながら日々を過ごしそう。って考えるのも楽しい。
ただ、章が変わるときにがらっと場面が変わるんだけど、全然説明が無く会話からだんだん状況が見えてくる、ってのが結構あったのが個人的には結構ストレスだった。その中で新キャラの名前だけが出てくるけど読み進めないと背景がよく分からんかったり、えっ?えっ!?ってなりながら追うのが辛かった。そこだけマイナス。

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2025年08月01日

Posted by ブクログ

この著者では初めて。博多にある親戚の化学系企業に勤めながらトップの代替わりとともに左遷された50代が主人公。妻がずっと前に相続していたという多額の遺産の存在を知る。当然なぜ黙っていたのか、信頼関係が崩れたとなじる主人公鉄平に妻は今後を考えましょうと一億円を渡してくる。果たして鉄平は何をするのか、妻との今後はどうするのかと、人生の危機に直面しての葛藤に共感できる部分は多かった。最後はびっくりでなかなか良かった。ドラマ化されてるようだから見ようかな。

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容は妻・夏代が30億余の遺産を相続をしていたにも関わらず、夫の鉄平には黙っていたこと、かつての愛人の会社に投資していたことから夫婦としての不信感を抱き、離れ離れになると言うもの。
息子は従姉妹と恋愛関係にあり、娘は大学生にして妊娠など人生の困難が降りかかった鉄平には同情するが、全てを捨てて金沢に移り住むのはどこかモヤっとする。
スタンスとして「自分は頑張って働いていたのに疎外感がある」という雰囲気が気に食わない。

ただ、未練がましく夫がウジウジして元鞘に収まるというような物語ではなくてよかった。

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いんだけど、奥さんの大金を手にした時の決断がなんか現実離れ感半端ない。
こんな大金困ってる時に使うなり、放置せず寄付するなり世の中に金を循環させてくれよと思う。

考え方に今一つ共感できず、好きになれない。
美人という描写にますます、??でした。

ふっつーのおばちゃんが億万長者の方がリアルですね。

ですが、ストーリー的には好み。
まぁ何があるってわけじゃないけど、1人の男の人生を覗き見している気分になった。

ただ主人公の側面である野生的な大胆さがあまりピンとこない。


最後はアッサリしていたような。
半沢直樹的な仕返しを期待していたんだけどな。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文句なしに面白い
最後の1ページまで驚かされた。
夏代とこのまま終わって、会社にも戻らずこのまま金沢で新たに人生を歩んでいくのかと思ったけど、夏代の方が一枚上手だったな〜

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2022年12月01日

Posted by ブクログ

以前聞いた、出版社の編集者の話によると
少年マンガの主人公は「こんなヤツになりたい!」
読者が見上げるような立ち位置のキャラが多かったそうだ
青年マンガの主人公は「こいつは、俺だ」
読者に共感を覚えさせるような親近感のあるキャラ

その喩えでいうと、この小説の主人公は
「中年男性の憧れと親近感を一手に引き受けるキャラ」に設定されてる気がする

ブースターや燃料タンクを切り離して成層圏を飛び出した宇宙ロケットみたいに、家族や仕事から離脱出来たらどんな人生が開けるのだろうか
という、ある種のファンタジーを満足させるような、そんなお話

あと個人的な感想として、食べ物の描写がやたら美味そうな小説でした。石川県行ってみたくなります。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

妻が実はすごい金額を相続していたというところから始まる。
設定は面白いけれど主人公の男性にどうしても共感できない。妻の方にも共感できない。
主人公は結局、できる男ってことか。
最後ももやっとする。
ドラマになったようだが、展開は割と面白いのでドラマではみてみたい。
本だと感情移入しづらい。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

読みやすく、続きが気になるので止められず1日で読み終わった。

なんとなく薄気味悪いのは、主人公の自認が歪んでいるように思えたからだろうか…。

妻と子を必死で養って大人として生きてきたが結局家族とは何なんだ、俺の人生とは何なんだ、虚しい。というような心情は理解できるし、例えば鬱に苦しむ人間に必要なものは…というような思考は興味深いところがあったけれど、結局は自分のことばかり都合よく考えてきた傲慢な人なんじゃないかな。

抱えてきた過去の秘密にしても、他人を助けるためというよりは、それを理由に自分の暴力性を爆発させただけなのに正当化が過ぎるし。
家族含めて他人にしてもらったこと、力添えをもらったこと、頼られて自信を得たこと、そこへの感謝は全くなくて、「俺は賢いんだ!すごいんだ!こんな良い女にも愛されてるんだ!」って言っている子供では。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

子供が巣立って夫婦二人の生活が始まったところで、実は妻が億単位のお金を持っていた……という、一見夢のような設定から始まる物語を読みました。​でも現実はそう甘くなくて、そこから次々と大変な出来事が重なり、運命に翻弄されていく夫の姿が描かれています。

風景描写がとても丁寧で登場人物も多いせいか、個人的には少し物語が長く感じてしまいました。そこが作品の深みになっているのでしょうが、好みが分かれる部分かもしれませんね。

​特に印象に残ったのは、「同種は同種に気づく」ことです。自分の利益のために動くエゴイストたちが集まってくる様子は、読んでいてどこか気味の悪さを感じました。結局、人は自分が一番かわいいものなんだな、と突きつけられた気がします。

​また、家族には愛情も大事だけど、それ以上に「信頼」が大切なのだという学びもありました。一度崩れた信頼関係を立て直すのは本当に大変なことなので、日頃から気をつけていきたいなと思わされる一冊でした。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

普通の話だったらこうなりそうだなという部分が外れているというか、読んでいて興味深かった 
奥さんの思い切りだけがすごく印象に残る

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

自分にそれだけの遺産が手に入ったら……自分のお金じゃないと思っておいておくことはできるかな?即仕事辞めると思う。笑
最後まで夏代さんの気持ちに共感できず。最後にその使い方するならもっと前にいい使い方できたような気が……

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2026年02月09日

Posted by ブクログ


全く前情報なしのまま読んでみた。

タイトルは象徴的な始まりであり、テーマ的には人間関係、共有されなかった事実がどうそれを変えていくか、それを踏まえて互いの理解に辿り着けるかを描いた作品。
主人公の行動・心情、加えて環境や風景などを丁寧に描いており、理解のしやすさにはつながっているが、逆に行動や心理が現実として考えるとずれている部分もあり、共感しにくい部分もあった。
伏線の様な不穏な要素も散りばめられており、先が気になってページをめくったものの、終わり方は物足りない様にも感じた。
電子書籍で読んでいてあとどれくらいかもわからなかったこともあり、その印象が強まったかもしれない。
また、章が代わると場面が代わり、どうなったんだろうと思うとしばらくしてから語られるという形の展開が多く、個人的に気になった。

決してつまらなくはなく、続きが気になって読む魅力はあった。ただ、全体を通して、昭和のドラマを見ている様な空気を感じた。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

妻の夏代が48億円という超巨額な遺産を隠し持っている事実を知った鉄平は、自らの今後の人生を見つめ直すことに、、。
まとまった金があれば、仕事もマイホームも子供たちの進路も何もかもが変わっていた。第一にどんな理由があるにせよなぜ自分に知らせてくれなかったのか。夏代や子供たちへの信頼を無くし、夏代から譲り受けた1億円で全く違う土地に移り住み、人間関係を構築し新しい事業も創り上げていく。

会社員から事業を一から立ち上げる過程や人間関係、家族という集団の考え方、中高年の今後の生き方など展開も幅広く、長いストーリーだったが引き込まれた。
もし1億円を手にしたら、、と夢もあり、でもお金で買えない体験や気持ちであったり、、。
超大作なエンタメ作品。
ただ、色々な事が良い方向に収まっていくけれど、学生時代の自分が犯した罪について、相手も悪人ではあったがそのままなおざりになっているようで鉄平の人格との乖離がありモヤモヤが残った。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

兎に角いろんな物語が詰め込まれすぎていてイマイチ的を得なかった。ストーリーの都合に合わせて話が流れていると中盤で感じ始めてから話に入り込めなかった。ストーリーの案は良いのに構成が勿体無いと感じた。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

鉄平は、妻の夏代が二十歳くらいの頃、伯母から遺産を相続しており、相続財産は総額四十八億円程度となっているという秘密を偶然知ってしまいます。

夏代はなぜ結婚前からの遺産の存在を隠し続け、一切手をつけなかったのか。なのに、どうして突然カナダのバイオベンチャーに二億円を出資したのか。

遺産をずっと秘密にされてきた鉄平は、妻のこと、家族のことを何も信じられなくなってしまいます。

妻を信じられなくなった鉄平の気持ちも、夫に遺産を隠し続けてきた夏代の気持ちも、どちらもわかるような気がします。家族や結婚生活について、自分だったらどう思うか、考えてしまいます。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

人生や人間やお金についてぐるぐる回るような長編。
夏代という女が最初から最後まで訳わからなく気持ち悪くって嫌いだった。

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

長い小説だった…
描写はとても丁寧で頭に浮かぶが、果たして必要なものがどれほどあったのか。
46億円とはいったいなんだったのか、男の生き様とは、邪悪な人間とはなんだったのか、、、
もっと伏線回収があってもよかったかも。
金沢に住んでたことのある自分は個人的に楽しめたが。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

家族としての自分の人生、会社員としての自分の人生、そして自分自身の人生を考える話でした。
信用は愛情よりもきっと大切で、だからといって自分を幸せにするのは自分という根底は大事だなぁと。
家族を持って、自分も幸せに、家族も幸せにというのは本当に困難な事なんだと思う。

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2022年02月05日

購入済み

テレビとの違い…

今回はテレビが先で、その後本を購入。全くと言っていい程内容は違ってましたが、テレビは安田成美さんって事で見られた。内容としては「一億円のさよなら」の題名に興味を持ったがどちらも意外な感じで終わった…でもお金って人を狂わせるって事は感じた。普通って幸せなんだと…やはり本の方が想像が掻き立てられるから好き。

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2020年11月18日

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