あらすじ
俺からお前を奪う人間は、皆殺しだ……。
女王の血を引きながらも、
父が異国人であるために“穢れた王女”と蔑まれるリーシュカ。
最愛の父を殺され、悲しみに暮れる彼女の前に現れたのは、
初恋の男ルドヴィークだった。
獣のような残忍さをのぞかせる一方、
昔と変わらぬ優しさでリーシュカを案じてくれる彼。
女として見られていないと知りつつも、
どうしても惹かれてしまうリーシュカだが……。
「本当はお前を誰にも渡したくない」
あるきっかけで独占欲をあらわにした彼に、甘く激しく求められ――!?
美しき“死の商人”×不遇の王女、一途で凶暴な独占愛!
【目次】
プロローグ 僕がもし大人になれたら
第一章 嵐の訪れ
第二章 異国の男
第三章 乙女の誘惑
第四章 狂乱の宴
第五章 選ぶのは俺だ
第六章 旅立ちの朝
第七章 蘇った花
第八章 恋獄の獣
エピローグ 大人になれた俺たちは
あとがき
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女王の能力についての細やかな設定がとても興味深い。
最も重要な「開花」もヒロインの両親の背景を知ることで深みが増したように感じた。
それぞれの選んだ道が幸せでありますように…ただ、それだけを願う。
匿名
よきオレ様…!
とても複雑な設定にも関わらず、「自分の想いの強さ」というシンプルな結論に至るヒーロー…
カッコ良すぎてよかったです!
本当によいオレ様です!
ヒロインちゃんも可愛かった…
うーん
このお話のソーニャ案件は、王家と親世代かと。
あと、王太子カップルも。
主人公達は至ってまとも、というか、添え物⁈は言い過ぎか。
親世代か、王太子カップルの悲恋の方が見てみたかったかもw
1番納得がいかないのが、王配の才能を開花させる女王個体のホルモン⁈臭が、何故ヒーローには効かないのか?
ヒーローの鉄の意志?or女王個体も進化しているのか?みたいなあやふやなものではなくて、しっかりした理由が欲しかったです。
そんな得体の知れない力も、意思&愛の力で跳ね飛ばすカッコいいヒーロー、ってことなのかな?
他の人達は、あれほど狂わされているのに...
あ!それとも、既に開花済みだったってこと?
だから武器商人として成功していたし、王太子臭wにも無反応だった⁈
うーん、わからない...折角の設定が、辻褄が合わなくて残念なことになっているように感じました。
炎さんのイラストは眼福でした!
長髪男子に癒されましたw