あらすじ
「…そこ突かないで!! やあッ…!!」「ヒクヒクしてる、素直になれよ。イキたいんだ?」
木元茉莉子・35歳独身。職業フリーライター。偶然入った小料理屋の店主と意気投合し、久々に燃え上がる夜を過ごしてしまいました。当然、行きずりの男と恋する気力もなく、一晩限りの思い出にするつもりだったんです。ところが、取材先であの彼と再会し――!? 35歳、今さら恋なんてありえない、と思っていたのに。
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選択の時
茉莉子さん、ちゃんと元彼のこと話した方がいいよ。どんどん説明しにくくなるよ。なんで隠しちゃうかなぁ、と思いながら読んでます。
恋と仕事、どちらを選ぶか、やりたい仕事をしている人はどこかでぶつかる問題ですよね。
そんな時でもちゃんと好きを伝えてくれる功毅がかっこよくもありかわいくもあり。そばにいろよ、なんてキュンとしてしまいます。
離れちゃダメ!
35歳あたりを過ぎると、現実と将来が見えてきて逆に自分の可能性を自分で縛ってしまうのが切ない。仕事は努力した分だけ自分を裏切らないから手放したくないのはわかるけど、お互いを思いあって一緒にいられる人に巡り会う方が奇跡に近いから、茉莉子さんには弘毅についていって、二人の新しい生活をつくって欲しいです。難しい選択だと思うけど。
うわ〜
これは迷うね〜
仕事、ようやくのってきてるのにね〜。
でも35歳、出産・子育て考えたら、もう体力がギリだし。
しかしこの男、京都に行くと決めた時点で、無意識に、心のどこかで、別れてもしょうがないと思ってるんじゃない?
ショックだわ〜