あらすじ
王子・イーサンとして生きるため『性別』を、城を出てからは『王子の身分』を、そして今度は貴族の娘の身代わりになるために『出生の秘密』を隠すことで
なんとか命を繋いできたエドナ。戦火で荒れ果てた領地を前に、王子として民を守れなかった懺悔の念から、再生への思いを胸に領主の妻となる決意を固めたのであった。
しかし、そんな彼女に惹かれつつも素性を不審に思うイーライ――。ふたりの仲は徐々に深まっていくのだが…!?
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続巻を待っていました
前巻までで、エドナは実は性別を偽って生きてきた王子イーサンであることがわかり、今巻は、過去に何があってエドナを苦しめているのか、自分の戒めと思っているのか、などがわかってきました。
イーライとイーサン(エドナ)は、本来ならば敵対する(していた)軍の人間であるわけで、エドナの秘密が分かってしまう時にどうなるのか…、とか、話の続きが気になります。