感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大変勉強になります。
安宅和人「アジャイル(俊敏)な仕組みが国を救う」
長谷川真理子「野放図な資本主義への警告だ」
養老孟司「日本はすでに『絶滅』状態」
デービッド・アトキンソン「コロナと大震災の二重苦に備えよ」
エドワード・ルトワック「コロナ時代の米中対決」
ダロン・アセモグル「アメリカの歪みが露呈した」
劉慈欣「人類の団結はSFだけの世界?」
御立尚資「コロナ後の世界を創る意志」
細谷雄一「政治経済の『免疫力』を備えよ」
戸堂康之「コロナ後のグローバル化を見据えよ」
大屋雄裕「自由と幸福の相克を乗り越えられるか」
苅谷剛彦「『自粛の氾濫』は社会に何を残すか」
岡本隆司「日中韓の差を生む『歴史の刻印』」
宮沢孝幸「経済活動は『1/100作戦』で守れる」
瀬名秀明「私たちは『人間らしさ』を問われている」
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読み終わった。
と言っても読んだのは、養老孟司さんのところだけ。
2020年7月28日第一刷なので、時期からもマルがまだ存命の頃。
そして小堀歐一郎さんとの対談を済ませてしばらくした頃とある。
コロナより日本の問題は少子化で、日本人は既に絶滅危惧種になっていると警鐘を鳴らしている。
養老孟司さんの視点は、物事の本質をしっかりと見極めており、何時も感心させられる。、
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コロナを踏まえた著名人との対談集。
リアルタイムであるからこそ意味がある部分も一定あり、参考にはなりつつ時代遅れ感がある部分も。
メモ
・社会が健康長寿を求める時、置き去りにされるのは何をして生きるか、何のために生きるのかという問い。
・現代は工業化社会の最終盤であり、デジタル時代の端緒たる時代でもある。
Posted by ブクログ
今後はコロナとどのように付き合っていけば良いのか、著者それぞれが専門分野から考えた内容になっていたようです。
安宅さんは「アジャイルな仕組みが国を救う」というチャンスな話ですが、長谷川眞理子は人類学的に優生主義の方向へ向かって行く可能性がありと言っています。なので、ユートピア派とディストピア派と多様になっていて面白かったです。どっちになるのかは、あなた次第!ってこと?
Posted by ブクログ
様々な賢者?たちの声が集まっているので多様性はあるが、自分の考えや生活が変わるような知見が得られるわけではない。
結局は自分の頭で考えて行動に移さないと意味がないんだなあ。
Posted by ブクログ
新型コロナウイルス関連で医療の観点からの出版が一巡して、このところ増えている「社会(学)」の観点からの一冊。正直、つまらない本も多いのだが、本書にはちょいちょい名言・謹言があった。
一部を紹介すると、、、
「近代人は死を客観的に記述できると考えています。しかし自分の家族や親しい人、ペットが死んでしまったら、他人事では済まない」(養老孟司氏)
「マクロなイノベーションはどのような人びとによって起こされるのかといえば、それはつねに本流から外れた人間からである」(エドワード・ルトワック氏)
とか……。確かに確かに。
当面コロナも続きそうで、かねて懸念されている経済的に追い込まれた人々の自殺や、世界中で行われている巨額の財政支出副作用、新興国からの資本逃避などなどで、どんな変質が起こるのだか。まだまだ渦中過ぎてイメージができていない。