無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
コロナショックにより、経済や国際関係、人々の価値観はどのように変質したのか。『シン・ニホン』などの著者である安宅和人氏は、これからのマクロなトレンドを示すキーワードとして「開疎化」を挙げ、解剖学者の養老孟司氏は「ウイルスの心配より、健康で長生きしてもやることがないことのほうが問題」と述べる。経済学者のダロン・アセモグル氏はアメリカで最大の被害が出たことから、かの国の歪みについて解説し、SF小説『三体』の著者である劉慈欣氏は中国人の国民感情を語る。各界の第一人者がウィズコロナの世界を読み解く、傑出した論考15編。 〈執筆者〉安宅和人/長谷川眞理子/養老孟司/デービッド・アトキンソン/エドワード・ルトワック/ダロン・アセモグル/劉慈欣/御立尚資/細谷雄一/戸堂康之/大屋雄裕/苅谷剛彦/岡本隆司/宮沢孝幸/瀬名秀明
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年09月01日
大変勉強になります。
安宅和人「アジャイル(俊敏)な仕組みが国を救う」
長谷川真理子「野放図な資本主義への警告だ」
養老孟司「日本はすでに『絶滅』状態」
デービッド・アトキンソン「コロナと大震災の二重苦に備えよ」
エドワード・ルトワック「コロナ時代の米中対決」
ダロン・アセモグル「アメリカの歪みが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月11日
読み終わった。
と言っても読んだのは、養老孟司さんのところだけ。
2020年7月28日第一刷なので、時期からもマルがまだ存命の頃。
そして小堀歐一郎さんとの対談を済ませてしばらくした頃とある。
コロナより日本の問題は少子化で、日本人は既に絶滅危惧種になっていると警鐘を鳴らしている。
養老孟司...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月02日
今後はコロナとどのように付き合っていけば良いのか、著者それぞれが専門分野から考えた内容になっていたようです。
安宅さんは「アジャイルな仕組みが国を救う」というチャンスな話ですが、長谷川眞理子は人類学的に優生主義の方向へ向かって行く可能性がありと言っています。なので、ユートピア派とディストピア派と多様...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月02日
新型コロナウイルス関連で医療の観点からの出版が一巡して、このところ増えている「社会(学)」の観点からの一冊。正直、つまらない本も多いのだが、本書にはちょいちょい名言・謹言があった。
一部を紹介すると、、、
「近代人は死を客観的に記述できると考えています。しかし自分の家族や親しい人、ペットが死ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月26日
各界の著名人15人がウィズコロナの経済と社会を語ります。野放図なグローバル化が今回のコロナ禍を招いたという主張やここでグローバル化を止めてはならぬという主張、コロナ対策か経済か、人の数だけ様々な意見・主張があると言っても過言ではありません。日本の政策も現在(2020.7.26)はGOTOで自粛です。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月21日
コロナを踏まえた著名人との対談集。
リアルタイムであるからこそ意味がある部分も一定あり、参考にはなりつつ時代遅れ感がある部分も。
メモ
・社会が健康長寿を求める時、置き去りにされるのは何をして生きるか、何のために生きるのかという問い。
・現代は工業化社会の最終盤であり、デジタル時代の端緒たる時代で...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。