あらすじ
ダンス用品会社で働くセールスレディのわたしは、ヘンな顧客、重たい家族、痴情の縺れた上司に次々絡まれ、ぶちギレ寸前。今すぐここから逃げ出したい! 泥々に疲れた一日はしかし、幼き日の記憶と結ばれ、生の切なさと可笑しみ溢れる星座を描く――踊り出したら止まらない“笑劇”の連作短編集。〈解説〉小山田浩子
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Posted by ブクログ
短編連作13作品
主人公はダンス用品会社で働く女性
いろんな話がありました
主人公が遭遇した出来事や妄想?みたいなのまで
双子の弟がいるんだけど彼らが登場した章は
おもしろかったです
家族の話からももっといろいろな物語が
できそうな感じもしました
Posted by ブクログ
表紙と帯の惹句から働く女性の気楽なお仕事小説だとばっかり思って気軽に手に取ったけど、実は全く想定外の連作不条理短編小説だった。
心の準備なく安部公房を読んだみたいで、読み終わってちょっと息切れしました。
人格だったり人生だったり想念だったり、そうしたものが積み重なり混沌を生みながら悠久の時の流れがあるんだよ、ということなのかな。