【感想・ネタバレ】踊る星座のレビュー

あらすじ

ダンス用品会社で働くセールスレディのわたしは、ヘンな顧客、重たい家族、痴情の縺れた上司に次々絡まれ、ぶちギレ寸前。今すぐここから逃げ出したい! 泥々に疲れた一日はしかし、幼き日の記憶と結ばれ、生の切なさと可笑しみ溢れる星座を描く――踊り出したら止まらない“笑劇”の連作短編集。〈解説〉小山田浩子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短編連作13作品
主人公はダンス用品会社で働く女性
いろんな話がありました
主人公が遭遇した出来事や妄想?みたいなのまで
双子の弟がいるんだけど彼らが登場した章は
おもしろかったです
家族の話からももっといろいろな物語が
できそうな感じもしました

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

表紙と帯の惹句から働く女性の気楽なお仕事小説だとばっかり思って気軽に手に取ったけど、実は全く想定外の連作不条理短編小説だった。
心の準備なく安部公房を読んだみたいで、読み終わってちょっと息切れしました。

人格だったり人生だったり想念だったり、そうしたものが積み重なり混沌を生みながら悠久の時の流れがあるんだよ、ということなのかな。

0
2021年01月01日

Posted by ブクログ

ダンス用品会社で働くセールスレディが、癖の強い顧客や同僚、家族の面倒事に巻き込まれ、疲れる日々を送るストーリー。
最後に訪れた彼女の転機は...?


突拍子のない話が多く、読むのに時間がかかった。
それでも気になってしまい、最後まで読み切ったのは、夢や遠い昔のような、朧げで唐突で、奇妙な色を含んだ話が多かったからか。

上手く説明することは難しいけれど、周りの人に勧めて、感想を聞かせてもらいたくなるような内容。

「テルオとルイーズ」「お姉ちゃん頑張れ」は割と話が飛ばず、わかりやすかったし滑稽で面白かった。

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2020年08月11日

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