スパダリ攻め✕美人受け作品に定評のある藤河るり先生。本作も第二性をベータと偽るハイスペアルファ・日高と、ヒートがない“出来損ないオメガ”の薄幸系美人・吉田というカップリングです。
本作が他のオメガバース作品と違うのが、オメガが粘膜接触(キスやセックス)をすると、相手の血統に合わせて、蔦や雪の結晶、薔薇のようなマーキングマークが体のどこかに表れるという設定。愛し合った証拠が体に浮き出てくるなんて、めちゃくちゃえっちじゃないですか……?
ヒートがないため特例で教師として働けていた吉田なのに、日高にだけは彼のフェロモンの香りが分かるうえ、粘膜接触をしたら額に大きくて濃い薔薇のマーキングマークが表れてしまうなんて、運命が……強すぎる……(通常のマークは1cmほど)。
アルファとして強い力を持つ名門一族出身であることを隠す日高と、“出来損ない”であるがゆえにオメガとしても生きられない吉田は互いにはぐれ者同士。そんな孤独を埋め合おうとするようなエッチシーンは、互いを貪るように激しいのに、慈しみもだだ漏れでかなりの絶品です。
口では「お互いのメリットのためにセフレでいよう」なんて言ってますが、最初から完全に甘々エッチです。ごちそうさまでした。
また、物語のキーパーソンとなる、吉田のクラスのオメガ性の男子生徒・山崎が素直な良い子なので、彼が素敵なアルファと番になるスピンオフも読みたいものです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
2巻もすごくよかったー。
慧が灯里の事を見てる顔がすごく優しいんですよ。
その表情だけで、大好きなのが分かる。
作者さんの力量あってのことです。本当に画力すごいです。
匿名
どうなるのか途中ちょっぴりハラハラしましたが、心配することなかったですね!!
和泉先生にも、いい出会いがありますように、、、
今回初登場したΩキャラ、本当に慧を好きな当て馬(?)Ωキャラかと思ったら、英の者として認めてもらいたかっただけなのか?な??
そしててっきり吉田先生妊娠したのかと思ったら違ったー。まだ続くっぽいのでそういう展開も今後くるかもしれない。
山崎君にお相手登場すると思ってなかったからちょっと驚いた。
体つきにメロメロ
藤河先生の作画にはまり6冊目です。たくましい体つきを見ているだけで満足。背筋もお尻もすてき。先生の作品の攻はかなり好みです。今回、英家の唯一のΩが登場しますが、かっこよくてびっくりしました。彼も幸せにしてあげて欲しいです。ということで続話、ぜひお願いいたします。
幸せ〜
和泉っていう、ちょい意地悪キャラが出てくるけど、彗と灯里の絆が更に深まり、愛とエロがたっぷりの1冊です。読むだけで、私まで幸せ感じました。
続編でた!
続編でた~!
最高にカッコ良くて、エロかった~!
いろいろ悩んで、葛藤して結ばれて番になったのに
まさかまさか、額の印が・・・。
おまけに、ライバルまで出てきて。
でも、さすが!
愛が深くなった感はある
番になった後のお話。αの家系がΩに重くのしかかり、マークが薄くなったり強烈な当て馬がでてきたりで、距離を置こうとする王道展開。
理事長のママがカッコよくて好き。
ママも言ってたけど、当て馬の幼馴染に薬をもられるとか、αくんチョロ過ぎ!
生徒の山崎くんCPのお話も見てみたい!
2人の甘々なラブラブっぷりがめちゃくちゃ羨ましいし、見ていてニヤニヤしちゃいます!
難しい設定はよく分かってないかもですが、愛される相手が見つかったのはいい事ですね。それと、大人の色気がすごい2人です!