あらすじ
――「売れる本」は作れる!!――
「松本清張賞」「小学館文庫小説賞」をダブル受賞してデビューした新人作家が見た「出版不況」の現実。それは厳しくも、決して暗闇の中にあるものではなかった――。
「売れる本」はどうやったら作れるのか――小説を書く作家自身が、本が読者の手元に届までを支える編集者やデザイナー、実際に売る書店員、本を売り伸ばす施策を考えるWEBコンサルタントらに取材して見えた答えは?
単行本「風に恋う」発売を前に、刊行された本書は、出版社の壁を越えて、発売前の新作を先取り公開。「売れる本」のために、考え、動き、でた結果とは。
実際に『風に恋う』をヒット作として成功させた著者が、発売から二年半経った現在についてまでを書き上げた異例のノンフィクション。
※この電子書籍は2020年7月刊行の文春文庫を底本としています。
2018年3月にKKベストセラーズから刊行された単行本とは、一部内容が異なります。予めご了承くださいませ。
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Posted by ブクログ
どうやったら本が売れるのか。本作りに関わる様々な人たちを巻き込んで試行錯誤していく。
読んだことのある本のプロットを見れるのも新鮮で、ここからあの物語に発展していったのかと思うと面白かった。
最後の一文には元気がもらえる。
本が売れ、本屋も残って、これからも面白い物語がたくさん紡がれる世の中であってほしい。
Posted by ブクログ
どうすれば「売れる本」が作れるのか?
その答えを探し、著者は旅に出たーー。
答え:面白い本を作ること!
ウン!知ってた!それが出来たら苦労しないよね!
でもそこに全力で向かっていく額賀さん、すごいです。
編集者、書店員、映像プロデューサーなど色んな業種の方に話を聞いていくという流れの本。とても興味深く面白かったです。
1冊読み終えたら、誰かの言葉がささったり、その人なりの「売れる本」の答えが見つかるかもです。
わたしは「どうしたら売れるか?を考え続けること」だとおもいました。
本に限った話ではなく、何かを売るすべての人に当てはまる言葉だし、今後意識していきたい言葉です。
風に恋う、まだ購入してないので近いうちに絶対読みます!!!「拝啓~」に出てきた人達を思い浮かべながら…。