【感想・ネタバレ】Spotify―――新しいコンテンツ王国の誕生のレビュー

あらすじ

なぜスウェーデン発のIT企業が
ジョブズが築き上げた帝国を
打ち破ることができたのか?

【2021年、NETFLIXでドラマ化決定!】
Spotify CEO、ダニエル・エクの
極秘の素顔を明かした、
世界初にして唯一の書。

アップル、全レコード会社、
テイラー・スウィフトを敵に回し、
アマゾン、グーグル、ジェイ・Zと競合し、
マイクロソフト、テンセントがその支配を狙う――。
向かうところ敵だらけのSpotifyは、
なぜ音楽の「聴き方」と「ビジネスモデル」を永遠に変え、
有料会員1億人超の世界No.1音楽ストリーミング企業となることができたのか。

あり得ないほどの危機的状況を逆転し、
真のユーザーファーストのサービスを確立する方法がここに。

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Posted by ブクログ

不法ダウンロードがまかり通っていた音楽業界に、Spotifyがどのように革命を与えたかを知れた。最近、2000年ごろのエンターテイメントとit関連の本を読んでいるので、それとの関連もあって面白かった。

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2023年04月11日

Posted by ブクログ

ビジネス書なるものをあまり読んだことは無かったけど、面白かった。映画「ソーシャルネットワーク」を見た時の心情と似ていると思う。こーいう無料で提供している系のアプリと著作権との関係性を今まで不思議に思っていたが、やっとお金の流れを理解できた。とは言っても、Spotifyがそんなに広告を流している認識は無かったので、大赤字でしょって思ってたけど実はそうでもないことが驚き。

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2021年04月07日

Posted by ブクログ

面白かった。

スウェーデンの情報処理学校の生徒がいかにアメリカの音楽業界に食い込んで世界的上場企業を築いたのか。

資金調達、人脈、経営、利権、競合他社、技術開発など様々な要素がどう影響してきていかに乗り越えてきたか、その軌跡を追体験し、知見を増やすことができる。

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2020年11月28日

Posted by ブクログ

読んでよかった。頭の中にある時系列と十倍ぐらい速度が違い驚愕、そして何もかもがNapsterと繋がっている事に上手い言葉が見つからない。

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

創業者ダニエル・エクとマルティン・ロレンツォンを中心とした、Spotifyの変遷を書いたものである。ストリーミングという未知のサービスを出すための苦悩を描いている。レコード会社との折り合い、有名アーティストの反発、巨大会社Appleとの格闘、どれも壁が高くダニエル達を悩ませたが、無料で音楽を届けるという信念を貫くことで今のSpotifyがある。ダニエル・エクはまだ若い。これからの彼の活躍にも期待したい。そんなことを思わせてくれる一冊だった。

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2021年03月07日

Posted by ブクログ

今や世界で最大のサブスクリプション型音楽配信サービスとなったSpotify。私自身も日本でのローンチが早かったApple Musicを当初利用していたが、日本ローンチのタイミングでSpotifyに乗り換え、それ以降Spotifyなしの生活が考えられないほど依存している。

本書はそんなSpotifyの創業から現在に至る出来事を2人のライターの共同執筆でまとめた一冊である。音楽配信ビジネスにおいては、かつてAppleがiTunes Music Storeを開始したときに様々なレコード会社を巻き込むために苦労したように、Spotifyでも同様の苦労が非常に大きなエピソードを占める。特に、配信によってエンドユーザから得られた収入がどのような配分比率でアーティストに還元されるか?については、このビジネスの肝の一つであり、詳細は不明であるものの、各レコード会社との力関係により相当複雑に決まっている、という点が伺われたのは面白かった。

本書の後半では今後のSpotifyの成長戦略として単なる音楽配信だけではなく、ユーザの”耳”を支配するプラットフォームとしてポッドキャストやラジオドラマのようなコンテンツに注力していく様子が描かれる。ちょうど12月くらいに入ってSpotifyのアプリを立ち上げると、ロバートのオリジナルコントなど音楽以外のコンテンツが目立つようになっていたのが気になるだけに、果たして”耳”のプラットフォームという戦略がどこまでスケールするものなのか、ビジネス的な興味は尽きない。

最後に。既に多くのレビューで語られているように、本書の語り口はファクトの羅列が続くために読みやすくはないという点と、一部でおかしな翻訳がある点は相当にマイナス。後者でいえば、例えばソフトウェアのERPを「企業資源計画」と翻訳していて、あまりの無知さに驚かされたりもした。

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2021年01月24日

Posted by ブクログ

Spotifyは利用していないので、あまりよく知らなかったが、
音楽ストリーミングとサブスクリプションを作り上げたと知って驚きました。自分が知らないサービスを世界のどこかで、今も生み出されているのだなと思いました。自分の見聞を広げていかないといけないと思いました。

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2020年11月12日

Posted by ブクログ

‪スポティファイ創業物語にしてこの10年間の音楽業界の変遷史。ツイッターやネットフリックスなどこの手の本は巷に溢れてるけど、御多分に洩れず面白すぎる!アップルやレコード会社との全面戦争はもはやエンタメ小説の域。ストリーミングの技術革新を進めたエンジニアの描写もグッとくる。ジャック・マーや孫正義などサラッと出てくる登場人物も凄いw‬

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

未来だけを見る。力技。幹部の入れ替え。野心。提携と契約。こちらを立てつつつあちらを立てる。
成長か死かしか選べないビジネスはスゴイけどヤバいな。Tak winner all

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

一見するとSpotify創業者の公式本のように見えるが、実際は違うので注意。「はじめに」でも書かれているが、本書は経済ジャーナリストがSpotify創業者の周辺人物にインタビューをして書いた非公式ノンフィクション。要するに、Spotifyを扱った歴史書。私は読むまで気づかなかった。。。Spotifyの馴れ初めやこれまでの困難などが詳しく書かれていて、「へぇ~」という感じだったが、創業者のダニエル・エクが何を考え、どのような思いを持って活躍してきたかはちょっと不明瞭だったのが残念。良くも悪くも、第三者から客観的に見たSpotify正史という印象。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

 spotifyの立ち上げから、現在までに至る時系列の羅列

【感想】
 本書から何かしらのエッセンスを抽出しようと思ったが、叶わなかった。読みづらく感じ、上手く自分の中で本書のメッセージを言語化できない。登場人物がかなり多く登場するのだが、それぞれがどのような役割を持っており、どう動いているのか、というのが掴みきれなかった。もう少し、筆者や創業者自身によるストーリーの練り上げがあれば、より理解できたかもしれない。ただ、spotifyが現在に至るまでにどんな騒動があったのかはなんとなく掴むことができた。Apple Musicよりもはるかには良い時期から、長く音楽ストリーミングサービスを手掛けている。ユーザーとしては、Apple Musicではなく、Spotifyの経験と専門性にかけたいと思った。
 
【本書を読みながら気になった記述・コト】
■Spotifyの特徴は「無料」で音楽が聴けること。それに反対するミュージシャンたちが、Spotifyから配信権限を取り下げることが多かった

■Appleとの戦いが長くづづいてる。AppleはiTuensで大成功を一時納めたものの、それによって、ストリーミングサービスへの算出は遅れた

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

Spotifyに関して、スウェーデンの会社ということくらいで、どのような会社かあまり知らなかった。音楽配信は、大手がひしめく中、独立系のスタートアップがよくやっているなという印象だった。ただ、やっぱりアップルからの圧力とか紆余曲折あったんだな。

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2021年02月20日

Posted by ブクログ

Spotifyの誕生から、レコード会社やアーティスト、そしてAppleなど様々な相手との攻防のストーリーは、スタートアップ企業の成長譚として、とてもスリリング。
とはいえ、この手のサクセスストーリーは流石にちょっと食傷気味かなぁ。

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2020年09月30日

Posted by ブクログ

Spotify誕生から、IPOまでが詳細に描かれる。第三者目線なので、当人の心情や判断の根拠は推測でしかないが、権利面での苦闘、Appleとのやり合い等、華やかな裏にある苦難も伺えた。スタートアップから大企業にいたるまでは、実に様々な課題もあっただろう。
ネットビジネスにいる人間には、背景が見えて楽しめる一冊だと思う

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

IPOまでのサクセスストーリー。紆余曲折があったことがよくわかる。最初の方は、iTunes誕生秘話のようなレコード会社との交渉の苦労も感じられた。

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2020年09月16日

Posted by ブクログ

Spotify、私も使っているので興味をもって読んでみたが、まあ今までに至る経過が事細かに書かれている、という範疇内で特筆点はない。

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2020年09月02日

Posted by ブクログ

スウェーデン発で、今やストリーミング音楽配信サービス世界最大手となった「Spotify」の歴史が、Spotify CEOであり共同創業者のダニエル・エクの辿った道筋をなぞる形で語られる。Spotifyの成長過程ではレコード会社との折衝や、アップルなどの同業種とのライバル対決、ストリーミングに反対する大物アーティストとの対立など様々な紆余曲折があり息つく暇も許されない。一つでも選択を間違っていればここまで成功しなかっただろうなと思われる、ダニエル・エクの戦略・決断は読んでいて非常に面白かった。

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2020年07月04日

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