あらすじ
難波京・平城京・平安京をはじめ、古代日本の都が置かれた「平野」の実態とは? 段丘、扇状地、三角洲、ラグーン……。地震や火山爆発によって急速に、流水や氷河・風・波浪の浸食や堆積によってゆっくりと変化してきた平野は、人間とどのように関わってきたのか。過去の景観と地形環境を、遺構・遺物や古文献・史料、古地図・地籍図から復原。畿内、大井川、紀ノ川、筑後川を例に、人々の自然への思いや生きざまに迫る。
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Posted by ブクログ
知っている場所が多く出てくるだけに頭の中が凄く整理された。
やはり地理学は面白い。
そして地理と歴史、古文を関連づけて学ぶ楽しさも味わえた。
河川と歴史の研究に取り入れていこうと思います。
Posted by ブクログ
万葉集、日本書紀、風土記等や地質調査を駆使し、平野の変遷とそこでの営み(港湾、農業、居住等)の歴史を記述する。
・氷河期と縄文海進後発達したラグーンは日本海沿岸や瀬戸内海で港湾として利用されたが、河川による堆積や人工の排水、干拓により平安時代には多くがその機能を失う。
・潮汐差が大きい有明海に注ぐ筑後川では干潟は港湾としては使えず、潮汐により数キロに海水が遡上することを利用し、その末端に河川港。
・河内海・湖は断層と砂州によるラグーン。難波津などの状況を復原。