あらすじ
民俗学オタクの幼馴染み・古陶里。彼女は、怪しい伝説のある島の調査に僕をいつも巻き込む。だが今回は実家のある壱六八島(いろはじま)に一人で向かった。彼女の一族は、平安時代から日本人形を介して人を操る呪術を執り行ってきたという。古陶里を追いかけて島を訪れた僕を迎えたのは、崖に吊された遺体。そこから殺人が連鎖し、容疑者とされた古陶里と僕とを繋ぐ衝撃の過去が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
気になり過ぎてなかなか読むのを中断出来ないくらい面白かった。
最後に途中に入っていた別視点がそれぞれ誰か分かって余計に良かった。
別の人の名前を名乗った意味が全く無かったのか。
そもそも別の人の名前を名乗る必要があるのかと思ったけど最後の久保田女史が言った、実は気づいていたのではというのが本当だったら納得。
1.2巻を読んでないから言うんですが、最初に久保田女史は何故主人公の事を真白くんと呼んだのか気になる。
Posted by ブクログ
いやー。とても壮絶でした。
『彼』の謎が解ける巻でもありました。その割にはちょっと拍子抜けしてしまったり…。
人形×呪いはいい感じに怖かったです。
世界観や空気が暗くて重いのに、登場人物たちはそんなに暗くないのでギャップが。
それでも最後の展開には涙が出そうになりました。姉弟がいないので分からないけれど、こんな感じなのかな。
ラストがこのまま終わってしまいそうな感じがしましたが、呪殺島はまだ残っているみたいだし続いて欲しいなと思います。