ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
秋津真白(あきつましろ)は、伯母・赤江神楽(あかえかぐら)の遺体の前で目を覚ました。だが、全ての記憶がない。ここ赤江島は、呪術者として穢(けが)れを背負った祖先が暮らした島。屋敷には、ミステリー作家の神楽に招かれた8人が。真白の友人で民俗学研究マニアの古陶里(ことり)の他に、顧問弁護士、ジャーナリスト、担当編集者、旧知の三姉弟たち。伯母を殺(あや)めた犯人はこの中に……。真白と古陶里ペアが挑む、新感覚密室推理。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
クローズドサークルのミステリでした。本当に怖いのは人なのか呪詛なのか。 少し先が読める展開でしたが、久しぶりに純粋なミステリを読めて、嬉しい気持ちになりました。
スラスラと読んでしまいました。 登場人物がそれぞれ特徴的で、読んでる最中、混同することがなくて良かったです。 あと、犯人がラスト付近になるまで分からなくて、気になって読み込んでしまいました。 ただ、個人的に残念だったのが、呪術について、もう少し絡めて欲しかったな…と思いました。 でも、トリックがすご...続きを読むく良くて、全体的に面白かったです。
どんどん殺人が起きていく。これは全部呪いのせいなのか?という話。正直、あまり期待せずに読み始めたが、思っていたより面白かった。
題名や表紙の雰囲気からオドロオドロしい雰囲気を醸し出していることを想像していました。しかし、コミカルな場面があることで、マイルドなテイストになっていて、残虐な部分はあるけれども、しっかりとしたミステリーに仕上がっていて面白かったです。 主人公は秋津真白。目覚めてみると、近くには遺体。さらに記憶喪失...続きを読むという始まり。密室殺人も加わって、どんな展開になっていくのか楽しみながら、読んでいました。 登場人物も限られていて、想像しやすかったです。 その反面、結末はどうなるのかハードルは上がるばかりで、作者を存じ上げなかった分、不安もありました。 一つの殺人だけでなく、さらに発展していき…。衝撃度はそんなにありませんですが、しっかりとしたロジックもあって、納得できました。 続編があるような終わり方だったので、今後がどうなるか楽しみです。ただ歯痒かったのは、主人公の〇〇がわからないまま終わったので、知りたかったです。
クローズドサークルで起こる連続殺人とゆう王道の展開、犯人はなんとなくみえてたけど、まずまず面白かった。
呪いに目を染めた呪詛師の流刑地となっていた、通称「呪殺島」と呼ばれる絶海の孤島の屋敷で起こった密室殺人。記憶を失い、殺人現場で殺人犯の汚名を着させられて目覚めるところから物語は始まる。 文章は口語体かつ、かなり軽薄な文体であるため好みは非常に分かれるが、クローズドサークルに加えて呪われた一族という...続きを読む設定も相まってか、一昔前のビジュアルノベルゲーのような雰囲気がある。そういうのが好きな人にとっては問題なく受け入れられるだろう。 文体の軽さに反して、事件は陰惨の一語に尽きるし、謎の設計そのものもかなり硬派かつド直球である。嵐の孤島。館内の密室というテンプレかつ王道のクローズドサークルものでありながら、随所にシンプルになりすぎないよう工夫やアイディアを凝らしており、たとえば記憶を失って殺人現場で目覚めるという急展開からのスタートも単なる本格推理というよりはシチュエーションスリラーの要素のほうが強い。殺人事件の謎だけでなく主人公の失われた記憶という謎もあるせいか、能天気な主人公の独白に反して読み手としてはかなり疑心暗鬼になってしまった。ここをバランス感覚が良かったとみるか、せっかくの疑念が軽薄な文体で薄まってしまったと捉えるかは人によるだろう。 あと、登場人物それぞれが独自の意図を持ってしっかり動いていたのも好印象で、ここはゲームシナリオっぽさがいい部分で働いた点であるともいえる。真相のインパクトと一番気になっていた動機に関しても納得感が強く、事件と謎に関しては本当に面白いミステリだった。
秋津真白は、ミステリー作家の伯母・赤江神楽の遺体の前で目を覚ました。記憶を失った状態で。 ここ赤江島は、呪術者として穢れを背負った祖先が暮らした島であるという。屋敷には、神楽に招かれた8人が。伯母を殺めた犯人はこの中に……? 呪術を使う一族が穢れを背負って島流しにされたという、呪われた島で起こる...続きを読むクローズドサークル連続殺人事件を描くミステリ小説です。珍しいのは、主人公が記憶喪失という所。 気が付いたら、目の前で人が死んでいる。状況から考えて、自分が殺したとしても不思議ではない。でも全く記憶がない。自分の名前も、ここがどこかも、何でここにいるのかもわからない。嵐のせいで館からの脱出も難しく、警察も来ない。 巨額の遺産や呪われた一族が絡むドロドロした舞台設定は、ミステリファンならテンションが上がります。 ただ、普通ならパニックになっても仕方ないそんな状態なのに、主人公がやたら能天気。緊張感はないし気が抜けて、好き嫌いは別れるかもしれませんが、やたら怯えられても話が進まないし、これはこれでキャラが立っていて良い気がします。 そんな主人公事情もあって、「呪殺島」という設定のイメージよりも読み心地は軽め。ライトに楽しめます。 心の声が多いわりに主人公の内面の掘り下げは少なかったかなと思うので、続きの作品などでされるのかな。またいずれ続きも読んでみようとおもいます。
呪殺島の殺人 すごい、6文字のタイトルなのに1/3が殺という字だ なんなら「呪殺殺」と1/2が不穏な字 で、どれどれと読み始めてみたら文章はめっちゃ軽い! 主人公の一人称語りでお話が進むのだけど、その主人公のぽやーっとした感じがまぁゆるい事 タイトルの通りにちょっとおどろおどろしい展開になっても...続きを読む、この軽さであまり重苦しい雰囲気になり切れないところなんかは、長所でもあり短所でもありってとこでしょうか
○○の殺人という本は反射的に買ってしまうというクセがあるので本屋さんで見かけて購入。 クローズドサークルものということで設定は大好きなこと確定笑 読み始めるとかなり砕けた言葉、話し言葉で書かれていて慣れていないから読むのには苦戦しました、、、
意識が戻ったら密室で死体とともにいた真白。そして彼は記憶もなくなっていた。どうやら呪術者として呪われた一族の島に伯母を訪ねてきたらしい。 ミステリー作家である伯母の親族や編集者、弁護士などが滞在する屋敷で次々に起こる殺人。真白は自身の疑惑を晴らすためにも友人である古陶里とともに謎を解明しようとするが...続きを読む… 続編を先に読んでしまっていたので、最後にちょっとあれ?と思うこともあったが、スピーディーな展開で面白かった。背景に呪いがあるにしては雰囲気は軽い。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
呪殺島
新刊情報をお知らせします。
萩原麻里
フォロー機能について
「新潮文庫nex」の最新刊一覧へ
「男性向けライトノベル」無料一覧へ
「男性向けライトノベル」ランキングの一覧へ
異国迷路のクロワーゼ Le cahier d’ Yune
「萩原麻里」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲呪殺島の殺人(新潮文庫nex) ページトップヘ