【感想・ネタバレ】呪殺島の殺人(新潮文庫nex)のレビュー

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ネタバレ

当初、ライトノベル感覚でサラッと読める感じかな、と思っていた。でも、読み進めるうちに、伏線が張り巡らされて、見事に犯人に翻弄され、ハマってしまった!大好きな東川篤哉さんを彷彿させる、ユーモラスなノリもあり、しっかりとしたミステリーになってて、大満足の一作品だ。最後に、知りたくてうずうずしていた部分に、あと一息で辿りつきそうな時に、終わっちゃうって言う感じがまた、良かった!!あ〜、知りたい!

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2020年06月21日

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クローズドサークルのミステリでした。本当に怖いのは人なのか呪詛なのか。
少し先が読める展開でしたが、久しぶりに純粋なミステリを読めて、嬉しい気持ちになりました。

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2023年12月13日

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スラスラと読んでしまいました。
登場人物がそれぞれ特徴的で、読んでる最中、混同することがなくて良かったです。
あと、犯人がラスト付近になるまで分からなくて、気になって読み込んでしまいました。
ただ、個人的に残念だったのが、呪術について、もう少し絡めて欲しかったな…と思いました。
でも、トリックがすごく良くて、全体的に面白かったです。

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2023年09月17日

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ネタバレ

記憶喪失から始まるのは読者と同じ目線でいいよね。
犯人は予想できちゃったけど予想外のトリックはあって良かった。最後犯人の2人まで死んだのは無理やりすぎないか?と思ったけど次に繋がるのかな、、?

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2022年10月13日

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ネタバレ

思ったよりも面白かったです。
密室に孤島に嵐に連続殺人事件…久しぶりに読むゴテゴテの推理小説でした。

主人公の一人称視点で進むのですが文章がライトでテンポも速く、とても読みやすかったです。サラッと読めてしまいました。個人的には少し軽すぎるかな…。

ただ、設定は面白かったのですがイマイチ呪いが上手く使えてない印象でした。人がどんどん死んでいくのに、みんなずっと冷静だし…。真白くんは記憶ないはずなのにずっと能天気でのんびり屋さんだし…違和感!

2作目を読みたくて1作目を読みましたが、面白かったのでこのまま続きを読もうと思います(º∀º*)

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2022年08月19日

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ネタバレ

王道っぽくラノベっぽくって感じで私は読みやすかった。犯人については何となく察しが付いていたが、真相は予想の上を行った。

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2022年01月19日

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どんどん殺人が起きていく。これは全部呪いのせいなのか?という話。正直、あまり期待せずに読み始めたが、思っていたより面白かった。

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2021年06月04日

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題名や表紙の雰囲気からオドロオドロしい雰囲気を醸し出していることを想像していました。しかし、コミカルな場面があることで、マイルドなテイストになっていて、残虐な部分はあるけれども、しっかりとしたミステリーに仕上がっていて面白かったです。

主人公は秋津真白。目覚めてみると、近くには遺体。さらに記憶喪失という始まり。密室殺人も加わって、どんな展開になっていくのか楽しみながら、読んでいました。
登場人物も限られていて、想像しやすかったです。

その反面、結末はどうなるのかハードルは上がるばかりで、作者を存じ上げなかった分、不安もありました。
一つの殺人だけでなく、さらに発展していき…。衝撃度はそんなにありませんですが、しっかりとしたロジックもあって、納得できました。

続編があるような終わり方だったので、今後がどうなるか楽しみです。ただ歯痒かったのは、主人公の〇〇がわからないまま終わったので、知りたかったです。

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2020年06月22日

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 クローズドサークルで起こる連続殺人とゆう王道の展開、犯人はなんとなくみえてたけど、まずまず面白かった。

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2020年06月16日

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秋津真白は、ミステリー作家の伯母・赤江神楽の遺体の前で目を覚ました。記憶を失った状態で。
ここ赤江島は、呪術者として穢れを背負った祖先が暮らした島であるという。屋敷には、神楽に招かれた8人が。伯母を殺めた犯人はこの中に……?


呪術を使う一族が穢れを背負って島流しにされたという、呪われた島で起こるクローズドサークル連続殺人事件を描くミステリ小説です。珍しいのは、主人公が記憶喪失という所。

気が付いたら、目の前で人が死んでいる。状況から考えて、自分が殺したとしても不思議ではない。でも全く記憶がない。自分の名前も、ここがどこかも、何でここにいるのかもわからない。嵐のせいで館からの脱出も難しく、警察も来ない。
巨額の遺産や呪われた一族が絡むドロドロした舞台設定は、ミステリファンならテンションが上がります。
ただ、普通ならパニックになっても仕方ないそんな状態なのに、主人公がやたら能天気。緊張感はないし気が抜けて、好き嫌いは別れるかもしれませんが、やたら怯えられても話が進まないし、これはこれでキャラが立っていて良い気がします。
そんな主人公事情もあって、「呪殺島」という設定のイメージよりも読み心地は軽め。ライトに楽しめます。

心の声が多いわりに主人公の内面の掘り下げは少なかったかなと思うので、続きの作品などでされるのかな。またいずれ続きも読んでみようとおもいます。

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2024年04月11日

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呪殺島の殺人
すごい、6文字のタイトルなのに1/3が殺という字だ
なんなら「呪殺殺」と1/2が不穏な字

で、どれどれと読み始めてみたら文章はめっちゃ軽い!
主人公の一人称語りでお話が進むのだけど、その主人公のぽやーっとした感じがまぁゆるい事

タイトルの通りにちょっとおどろおどろしい展開になっても、この軽さであまり重苦しい雰囲気になり切れないところなんかは、長所でもあり短所でもありってとこでしょうか

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2023年12月08日

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○○の殺人という本は反射的に買ってしまうというクセがあるので本屋さんで見かけて購入。
クローズドサークルものということで設定は大好きなこと確定笑
読み始めるとかなり砕けた言葉、話し言葉で書かれていて慣れていないから読むのには苦戦しました、、、

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2023年07月28日

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意識が戻ったら密室で死体とともにいた真白。そして彼は記憶もなくなっていた。どうやら呪術者として呪われた一族の島に伯母を訪ねてきたらしい。
ミステリー作家である伯母の親族や編集者、弁護士などが滞在する屋敷で次々に起こる殺人。真白は自身の疑惑を晴らすためにも友人である古陶里とともに謎を解明しようとするが
続編を先に読んでしまっていたので、最後にちょっとあれ?と思うこともあったが、スピーディーな展開で面白かった。背景に呪いがあるにしては雰囲気は軽い。

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2022年11月09日

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ネタバレ

最初に、密室、見取り図、アリバイ時間と来るので、ああ本格謎解きミステリなのねと思ったら、意外とそうでもなかった

私は「部屋の鍵にピタゴラスイッチみたいな仕掛けが施され、カラクリ屋敷なので1階の東南東の部屋と3階の西北西の部屋が繋がってて、犬の散歩に行ったと言ったが、実は猿の散歩だったから数分の誤差が生まれたんだyo!!」みたいなのは、え?部屋の本棚は何処って?お屋敷の西はどっちって?犬と猿の分速はどっちがどう?となるので

寧ろ良かったと思うけど、そう言うのを期待してる人から見れば、肩透かしな感じかも

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2022年03月01日

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ネタバレ

作家・赤江神楽の出版記念パーティのために孤島を訪れた、編集者、弁護士、ジャーナリスト、遠縁の三姉弟、そして甥の真白とその幼馴染みの古陶里。密室で神楽の遺体が発見される。側には真白がいたが、殴られて意識を失い、目覚めたときには記憶を失っていた。そして、嵐の孤島で次々と人が殺されていく。
お馴染みのクローズドサークル。記憶喪失も使い古されてはいるが、ここではうまく作用している。「呪い」がもたらす雰囲気も効果的。古陶里は口調や服装からしてあざとすぎる気もするが、とぼけた語り手の口調がそれを和らげている。編集者がなかなか面白いキャラでよい。

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2022年01月25日

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これは、割りと序盤から展開が読める一冊だった。が、主人公?の2人の素性とキャラが深掘りされないままでこれもまた、もやもや。いまいち不完全燃焼です。

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2021年11月13日

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ネタバレ

その昔呪殺を生業とする一族が流されたいわくのある孤島で起こる連続殺人。
主人公が記憶喪失となり犯人の容疑をかけられるところからの導入もスムーズ。
ラノベの文体や独特の人物設定は読み慣れないけれど、本格的なミステリーの構築にいつの間にか夢中になっていた。犯人に迫るだけでなく、密室の謎、記憶喪失に絡む真実、呪詛の解説、登場人物の驚く素性…いろいろ盛り込まれて興味は尽きず。
悲壮感や重厚感を感じにくいのでサラッとした読後だが、神楽さんの気持ちを思うと只々やりきれない。
あの彼の名前は続編で明かされたりするのかな。

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2020年12月27日

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ネタバレ

主人公が目覚めた部屋には、見ず知らずの女性の死体が転がっていた
そこへ駆けつけた人々によると、自分は小島のこの屋敷の主人のもとへ集まった一人……らしい
というのも、主人公は記憶を喪い自身の名前さえわからないのだ
嵐によってその屋敷に閉じ込められた主人公達は、次々と起こる殺人事件に巻き込まれてゆく

主人公のモノローグの口調がオタクもしくはインターネットヘビーユーザーというのか…とても気になった
言葉の意味はわかるが、そういう類いの言葉諸々が頻繁に小説で出る事に慣れていないので、違和感が酷かった
登場人物もなんというかアニメチックで、漫画やアニメとしての方が、自然に楽しめたのではないかと思う

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2020年07月07日

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ネタバレ

偽物の正体がほぼ最初でわかってしまうのが、なんとも。
その他はトリックも話も面白かったので、そこだけが残念。

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2020年05月31日

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