【感想・ネタバレ】ルビンの壺が割れた(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!(解説・西山奈々子)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

〜1周目〜
2025.05.11
すぐ読める。
こんなことあっていいのかと思いながら進んで最後にはゾワっとする。
気味の悪い物語。

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2026年06月04日

匿名

ネタバレ 購入済み

二転三転

最初は今に絶望し、遠い昔の元カノに執着する哀れなおじさんと隠し事をしていた元カノの不思議なメールのやりとりだったのが、後半にかけて二転三転し印象が全く変わったのは面白かった。

#怖い

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2024年08月30日

匿名

ネタバレ

考えさせられた

世間にはいろんな犯罪があり、
人は生きていれば色んな経験をする。
彼は自分の犯罪を薄めようとしたのだろう。
周りにはこんなに嘘をつく人がたくさんいて
自分はそれに翻弄されたんだと。
だから我を失っただけで、自分が犯したことなんて本性でもないし、大したことない。
むしろ自分は被害者なんだと。
そんなの認められるわけない。
あなたが犯した罪は1ミリも薄まらないし、消えない。

大どんでん返しと言うには少し違うかな。
命尽きる前の悪あがきと言ったところ。

#ドキドキハラハラ #深い

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり信用してないので日本一の大どんでん返しと謳ってあったけど、特に気にせず購入

短いからすぐ読み終わった
題名で表現している通り、読み進めていくうちに見え方が変わるのが面白かった

水谷の文章から滲み出る異常性が凄かった
お金を持ち逃げされた時のことで、生まれながらの犯罪者ではなく、まわりの環境がそうさせるんだと解釈しているのはあまりにも懐が深いなと思ったらただの自己防衛だったの笑った

でも登場人物はほぼ全員なにかしら酷いな

最後の一文はドキッとした

ただ、どんでん返しではないとは思う

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

間が空いてしまいはっきりと覚えていないが、被害者だと思っていた人が加害者だったという落ちだったと思う。7/10

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文体は一見紳士的なのに底知れぬ不気味さを漂わせた男と、奥ゆかしい雰囲気を纏っているのにたまに情緒不安定になる女。というのが最後付近まて読んでいた時の印象。「大人の女性はこりごり」という流れが最後にきてそこから一気に最後までの展開だったから少し置いてけぼり感が。「警察は苦手」という文章には引っかかったが、男がパソコン使えないと思っていたというのも伏線だったのか。最後まで読むと、女の娘に興味を持っていたり、訳のわからない理由で名前や住所を聞こうとしたりと反省の色なし。最後のヲチ的には間にもう少し匂わせたものがほしかったが、気味の悪い文章がちょうどいいかんじでとても良かった。それにしてもこの本に出てくる人はまともな人のほうが少ないのでは?友人の窃盗、義理の父の愚行、彼女の裏切り。裏切りに関しては女の方も主張していたが私には逆切れに見えた。付き合っているんだから彼氏はショックを受けるだろうよ。男が精神的に参るのも仕方ないことなのかなと物語だから少し同情。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めた時から、何か男性側の文章から感じる不快感があり、ロミオメールみたいだと思いながら読む
読み進めて行くも、男性側は何度も今の女性の個人情報を聞き出そうとするも総スルーされててそこにも不信感と不快感
読み終わって男性側が何を目的としてメールをしてきていたのか分かってスッキリ。

担当編集者による付記で万華鏡のような作品という表現がされていてピッタリくる言葉だと思った
読んでて楽しかった!

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代を懐かしむようなメッセージから始まるが、やりとりが続くにつれてその内容が徐々に深みを増し、驚きの事実が次々と明かされていく。登場人物については、正直共感しづらかった。叔父と優子の関係性や、契約金を持ち逃げした人物など、人間の生々しさや醜さが強く描かれているように感じられた。結婚式に来なかった理由を幾度となく訊かれても、一向に明かそうとしない未帆子。その一方で、叔父と決別してまで彼女と一緒になる決断をした一馬のことが、最初は気の毒に思えた。だが、最後の数ページを読んで、それまでの自分自身の想像が全て覆されてしまった。もし一馬が犯罪に関わっていたのだとすれば、不本意ではあったと思うが、結婚式に行かないという判断は賢明だったといえる。一方でいくつか疑問が残った。なぜ見つかる可能性があるのに、少女が身に付けていた髪飾りをあえて引き出しに残していたのか。一馬は、未帆子が描いた絵を自分の部屋に飾るほどの執着を見せている。そのため、特定の対象に対する一種の収集癖のようなものがあったという見方もできなくはないけど、、また、一連の失踪および殺人事件と一馬が本当に関係しているのかも怪しいなと思った。だが、叔父と優子の関係を知ってから三日間の記憶がないと語っていることから、精神崩壊によって何か取り返しのつかないことに及んでしまった可能性も考えられる。こうして最後の最後に、突如として事件性が浮かび上がってきたのが衝撃的で、この先どのように捜査が拡大していくのか想像せずにはいられなかった。そしてこの後、一馬から一体どんな返信がくるのか、ついつい続きを考えてしまう終わり方だった。全体を通して人間の生々しさが想像以上に強く描かれており、モヤモヤも少し残ったが、読後に考察を深めていく作業がとても楽しかった。「ルビンの壺が割れた」というのがどんな作品なのか、実際に見てみたいなぁと思った。

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2026年04月25日

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ネタバレ

最初から最後までメールでのやりとりの作品で、かつての婚約者ををSNSで発見し、
懐かしくも苦い気持ちが残しつつ、かつての婚約者と現在の自分の状況や過去の話、穏やかなやりとりを続けていくのかと思いきや、どんどん話は不穏になっていく。

面白かったです。
二度読み禁止、と言っても過言ではない作品でした。
会話形式で進んでいく流れが読みやすく、ページ数自体も少ないため、さくっと読むことができました。
この作品がどういうものなのか何も知らずに読んだのですが、個人的には写真を引き伸ばした~のあたりで、異様さを感じており、住所を聞こうとしたあたりで不信感がMAXでした。

SNSでは個人情報をもらさないようにしましょう。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ルビンの壺が割れた』は、結城未帆子宛のメッセージから始まる。送り手の水谷一馬は、フェイスブックで偶然見かけた「未帆子」という名前を手がかりに、友人リストや写真を辿り、昔の知人ではないかと確信してメッセージを送る。その執着の仕方がまず不気味で、返事がないまま送り続ける姿に、これは妄想に取り憑かれた男の話なのではないかと身構える。ところが未帆子から返信が来た瞬間、読み手の足場は崩れる。水谷の話は単なる妄想ではなく、少なくともかなりの部分が事実らしい。そこから、大学時代の演劇部での出来事やふたりの関係が、往復するメッセージのなかで少しずつ明らかになっていく。相手に向かって書かれた文章である以上、そこには常に「演じている」気配がつきまとう。しかも舞台は演劇部だ。どこまでが本音でどこからが演技なのか、読んでいるうちにわからなくなり、終盤では人を理解するということ自体が揺らいでくる。短いのに、妙に深く残る小説だ。

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2026年03月29日

匿名

ネタバレ 購入済み

読みやすい

全文男女のメッセージのみで構成された小説のため非常に読みやすいです。
そしてメッセージを繰り返していく中で、目まぐるしく登場人物の印象が変化していくのについていけず、いつの間にか小説が終わっていて唖然としました。

#ドキドキハラハラ #スカッとする

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2024年04月11日

ネタバレ 購入済み

どんどん読んでしまう

登場人物の印象がどんどん変わる。

表と裏。

肝心なことには触れずに進む文通。

男性は一線を越えていた。

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2022年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メッセージのやりとりだけで話が進むから読みやすいのと、作品自体短いから一瞬で読めた。
まともな人間がいない話。
この短さにいろんな不幸が盛り込まれてて、大変だぁと思った。
婚約者同士だったにしてはやたらと丁寧な文章でやりとりされてるし、内容もだんだんと不穏になっていくから、おかしいなぁと思ってるうちに話が進んでいく。
オチは好きだったけど、最後の一文でスッと冷めてしまったな。
たしかに創作ではあるんだけど、あの一文がいかにも作り物めいてて、最後の最後にこれ全部作り物です!を大声で宣言されたみたいで萎えた。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯や書評の評判があまりにも良すぎてゴリ押し感が否めない。と懸念がありましたが思ったより読みやすかったです。

序盤は30年前結婚式当日に花嫁に失踪された主人公がfacebookで元婚約者の名前を発見しメッセージでやり取りする事から物語りは始まる。

いわゆる書簡体小説。というジャンルで手紙のやり取り、今作ではfacebookのメッセージ機能のみで構成されており、なんか事情のある悲恋モノかな?と思いつつ読み進めると‥

オチは正直ハードル上げすぎててそこまで‥って感じでしたが、巻末の付記に読み手によってこの小説のジャンルは万華鏡の様に変わる。とありそこは確かに言い得て妙。となりました。

ルビンの壺が割れた。のタイトルがちゃんと理解できるオチで良かったです。

最後の1行が結構好きでした。

自分の中ではこの小説のジャンルはサスペンスホラーです。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めは、ただノスタルジックな雰囲気漂う、男女の掛け合いといった具合で、正直なところここからどう面白くなるんだろうと疑いながら読んでいました。
後半に進むにつれて、どことなく不穏な空気が漂い、知らないうちに迷路から抜け出せなくなってしまったような閉塞感を感じました。読む度に登場人物の印象がコロコロと(悪い方向に)変わっていき、何を信じて受け止めればいいのか分からなくなるからです。
読み終わった後になって思い返せば、最初から不穏なところは感じていたはずでした。読み始めて最初に感じた感覚は、男のストーカーのような執着への不快感だったのですから。
ルビンの壺の絵自体は見聞きしたことがありましたが、そのような名前をもつことを知りませんでした。この多義図形のように、最初に受けた印象と、最後のそれとが全く異なるという点において、見事なタイトル回収だなと思います。
最後の一文にも、気持ち悪さと爽快感による衝撃を感じ、呆然とする読後感でした。
結婚式前日に読む話では無かったなと思いました。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半がだらだらしてるように感じて、物語に引き込まれるまでに時間がかかった。
30年も経ってメールしている時点で気持ち悪いなとは思っていたが案の定な結末だった。
とは言うものの最後の2, 3ページで一気に落としにかかる表現は読んでいて爽快だった。

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2026年04月04日

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