【感想・ネタバレ】ルビンの壺が割れた(新潮文庫)のレビュー

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匿名

ネタバレ

考えさせられた

世間にはいろんな犯罪があり、
人は生きていれば色んな経験をする。
彼は自分の犯罪を薄めようとしたのだろう。
周りにはこんなに嘘をつく人がたくさんいて
自分はそれに翻弄されたんだと。
だから我を失っただけで、自分が犯したことなんて本性でもないし、大したことない。
むしろ自分は被害者なんだと。
そんなの認められるわけない。
あなたが犯した罪は1ミリも薄まらないし、消えない。

大どんでん返しと言うには少し違うかな。
命尽きる前の悪あがきと言ったところ。

#ドキドキハラハラ #深い

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

だんだん不穏になっていく展開にゾクゾクした。
このページ数と読みやすさでここまで面白くできるのが本当に凄いと思う。
一回一回情報量が多いからか伏線を忘れやすく、後で読み直してああー!と気づくことが多かった。
脱帽です。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SNS上でメッセージのやりとりをする初老の男女の話
2人は長い間疎遠だったがSNSで久々に再開し、過去にあった色々な思い出話を中心に話をする
しかし、ただの思い出話だけで終わらず、2人はそれぞれ表に出さない思惑があった

久々に再開した友人同士のやり取りかと思ったら、話が進むにつれただの友人ではなくそれぞれの過去や人柄がわかっていくのが面白い
最後の展開は本当に驚きました

文章がメッセージのみで作られているのも他にはなく面白かった

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2024年05月26日

匿名

ネタバレ 購入済み

読みやすい

全文男女のメッセージのみで構成された小説のため非常に読みやすいです。
そしてメッセージを繰り返していく中で、目まぐるしく登場人物の印象が変化していくのについていけず、いつの間にか小説が終わっていて唖然としました。

#スカッとする #ドキドキハラハラ

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私にとってこれは小説!

でも後味たまんね〜〜〜!ここで終わるってことはこのまま捕まったんかな?水谷がそんな悪いことしてると思わんかった!主人公の視点ってこわい!
優子のことも水谷が殺してたってこと…?やんな…?でも出所してすぐ?自分の黒い闇と欲に負けただけやん!ぐえ〜〜〜!

バチが当たった、って自分が犯した罪を自覚してるから思うんやろうけどそれでもなお美帆子へのメッセージを通して懺悔してるつもりというか、なかったこととして流してもらうというか、なんかその魂胆?すらドス黒い。。。

最後の「とっとと死にやがれ変態野郎!」がパンチきいててちょっと笑ってもうだけどそれでもどっしりずっしりきた。

結局美帆子はずっとソープで働いてたんやな〜、水商売は性の価値観が多少揺らぐというか、なんか何が正しいとか普通とかないけど、それはそうなんや〜って思った。
ソープの仕事も立派ですごい仕事やけど、高尾くんの紹介で複数人と、しかも客としてきたら部員とも関係を持つのはなんか倫理観というかちょいズレなんやろなーって思った。

でもそんな美帆子も、人を殺すとかそういう点での倫理観はあるし、そういう自分の価値観を軸とした時にちゃんと自己判断できる正常性はあるというか、

性の歪み?は殺人とかそういう猟奇性とは関係ないのかもしれないな…というか、美帆子も言うてたけど、その人本人が悪い!笑

選ぶのも行動するのも本人やから、周りの人は一切関係ない…ってその通りやと思った



ルビンの壺が割れた、ってことは、
見る人によって捉え方が違う事象が最後な真実が明らかになることで、ただの変態野郎であることが露呈した!ってことか、、?!!

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2024年04月09日

ネタバレ 購入済み

どんどん読んでしまう

登場人物の印象がどんどん変わる。

表と裏。

肝心なことには触れずに進む文通。

男性は一線を越えていた。

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2022年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メールのやりとりという形で読みやすかった。
やりとりのなかで少しずつ怪しさが出てきて、どんな展開になるんだろう…と思いながら読み進めた。
いろんなことがわかってくると、何やらどろどろととんでもない感じだった…

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冒頭から一馬に薄気味悪さがあり、その統合失調症か認知症かストーカーか…?と思いながら読み進めたら最後に怒涛の展開。 率直に驚きと恐怖があり心拍数がとても上がった。

一方、多少物語前半に伏線があったものの、綺麗に点と点が繋がるわけではなく、唐突な印象も受け、呆然とした部分もあった。 特に幼女への性的な嗜好が一切匂わされなかったので性急な印象を受けた。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

んんん…イヤミスといっていいのか…。読みやすいし、「何があったの…!?」的な面白さもあるけど、なんだかなーとも思う。☆2.5にしたい。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短い作品なので、なるべく情報を入れないようにして、一気に読むことにした。
帯には大ドンデン返しと書かれていたけど、期待しちゃうからやめてー。

物語は全編Facebookのやり取りのみで展開していく。
バカ丁寧な言葉が延々と綴られているが、言葉の後ろからは薄気味悪さが漂っている。
男性からはストーカーチックな妙な執念が、女性からは違和感がずっと流れており、終始気持ちが悪い。
「何故」の答えを知りたいのに、後半は頭のネジが狂ったのではないかという展開に持ち込まれる。
そしてラスト一行が待ち受けていた。
ページペラペラ癖が出なくてよかったと、心から思う。

自分の中で伏線を一つずつ繋げていくと、男性の執念に身震いがした。
ラスト一行で目が覚めたが、もうちょっと違う表現がなかったか、あれが前との対比でベストなのか…などと考えている。
まぁ、1〜2時間あれば読めてしまうので、楽しめたとは思う。

2024/04/22 20:08

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学で出会った男女が三十年の時を経て、かつての出来事についてメッセージ形式の文章で進んでいく。どんでん返しで話題になっているが、オチは少々弱いかなと。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返しという程のどんでん返しでもなく ただ流れるようにメールのやり取りが続き 最後にかつての恋人だった水谷がとんだヤバい奴だと分かる話
話のやり取りから事件の全体像を照らすような作りは湊かなえを思い出すが 彼女のほうが上手いなという印象
軽くて読みやすくはあったが 読み応えはそれほどなかった

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2024年03月24日

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