あらすじ
【イラスト付き】≪精霊に愛される薬師と、孤独な王弟が織りなす、珠玉の癒し系異世界トリップファンタジー≫ハーバリストの母の店を手伝うごく普通の高校生だった星野和は、ある日突然、精霊と人間が共存する異世界・オルレウィンへと迷い込んでしまった。オルレウィンでは、人は皆何らかの精霊の守護を受け、その能力を生かして生きている。だが、外の人間であるナギには精霊の守護がない。村の神殿に保護され、母との暮らしで得たハーブの知識を生かし、ハーブを調合し人々を癒す「薬師」として働き始めることになったナギ。それから四年、森の村コイドウィッグの神殿の一角を借り、優秀な薬師として生活するナギは、その技量もさることながら、やさしく穏やかな人柄で人々を癒し、広く慕われていた。そんな中、国を治める「金の王」が不調のため良い薬師を探しているという、「白い死」と畏怖される死を司る精霊の加護を持つ王弟グウィンが現れ、ナギを薬師として正式に王都クフォイスへ招きたいと申し出て――? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
...続きを読む感情タグBEST3
癒しと甘さで満たされる
スパダリから愛をうける癒し系受けちゃんなんだけど、心優しく丁寧かつしっかり芯があって自立しててすごく好印象で感情移入しちゃう。ファンタジーやら相思相愛やら大好物な私にはこれ以上ない素敵な話でした。
精霊の愛し子
ナギの清らかな心根が癒し救われる攻め様。溺愛ぶりが清々しくて好きな作品です。異世界が飛んでしまったナギですが、これからもきっと幸せに暮らせると思います。良かった。
スローライフからの
巻き込まれの展開です。
話の展開に無理矢理感がなく展開しますし、メインの2人キャラクターのゴリ押し感もないので純粋に楽しめました。
控えめで互いや周囲を思いやる優しさと、時に強く打って出て人心を掴む様はふたりに共通しています。
政治的なややこしい話はあっさり解決するので、そういう展開より2人の心情の動きを楽しむのが好きな人にはおすすめです。
冒頭のスローライフ自体もすごく魅力的なので、この作者さんのスローライフものも読んでみたいです。
良かった
権力や妬みのような醜い争いがほぼなくストレスなく読めました。王族絡みだと身分やら何やらと障害が多そうでしたが主人公は精霊の愛し子(後々わかるんだけど)だったし、王弟殿下も死の精霊だとかで障害もあんまりなかったし。主人公が芯のある子だったのも大きいかな。
世界観◎
他作品も拝読している作者様ですが、
本作も素晴らしいです。
精霊に愛されるチート主人公はいかにもですが
攻めの精霊チョイス、好きです。
何となく次回作がありそうな伏線を
感じたのは私だけでしょうか、、、?
もちろんハピエンでしたが、
更なる試練で2人の絆を感じるような
続編希望です。
Posted by ブクログ
守護精霊をもつ人々の居る世界に迷い混んだナギと死の精霊を守護にもつ王弟グウィンの相手を想い会う優しく暖かいお話
二人の清らかで平和と人を愛し、伴侶を愛する姿が美しく、穏やかな気分になりました
グウィンの愛するが故の苦悩をナギが受け止め乗り越える所など、お互いが相手と生きる覚悟だったり、自分で答えを見つける所などが甘々な中のスパイスで良かったです。
浮世離れした母を持つナギは、もしかしたら元々こちらの人なのでは?なんて妄想が楽しかったです。
疲れた心に癒しのハーブティー
夜、眠る前に最適の一冊です。どこまでも優しく、穏やか。途中で悲しい事件もありますが、グウィンとナギがお互いを深く信頼しあっているし、とにかくナギが一途でぶれないので、安心してラストまで駆け抜けられます。電子限定のおまけも良かった!穏やかに晴れた秋の日の午後に、中庭のテラスでナギのハーブティーをいただいているような清涼感のある、癒しのひとときを過ごせました。仕事でささくれだった心に絶大な治療効果がありました。夕映先生の筆致も大好きです。どうもありがとうございます。めちゃめちゃ幸せです。
薬師って凄い
作家さん贔屓で、今回も購入。
やっぱり正解でした。ナギ君が年齢の割に凄くしっかりしていて、好感度バツグン。
知識もお母さんの影響でかなりあるので、ハーブティー飲みたくなりました。
溺愛ファンタジーで楽しめました
ストーリーがしっかりしていて、読みごたえがあり面白かったです。
ナギがハーブに詳しいのは母親の影響なのでしょうが、年齢の割にしっかりしてるし、いろんなスキルが高過ぎてビックリです(笑)
穏やか
死の精霊に守られた攻めが
精霊の性質ゆえに諦めた多くの物を
、穏やかで優しい受けに与えてもらうお話です。
転生物ですがその必要があるか、と思うくらい物語には関係ないです。
穏やかで緩やかなお話ながら
2人が常にお互いを思いやっていて素敵なお話でした
優しさに溢れたお話でした!
心優しい二人の、
すごくバランスのいいカップリングでした!
終始幸せな気持ちになり、
最後の水の精霊を呼ぶ所なんかは、
セリフも最高でした!!!
癒し系異世界
あとがきで夕映先生もおっしゃっているように、全体をとおして丁寧に生活を送っている癒し系主人公のお話です。いや、後半からはちょっと違って夕映先生の作風が出てますかね。
個人的には可もなく不可もない前半の雰囲気に終始するなら星3でしたが、後半から夕映先生らしさが出ていておもしろかったので星4です。
きっと好みなんでしょうねえ。前半部分が好きって人もいればそうじゃない人もいて。
そもそも、夕映先生になんでこういう雰囲気のお話を依頼したんだろう?と疑問なんですが…。
個人的に先生は真逆のイメージです。
私は先生の作風が好きで読み漁っているので、前半は物足りなく感じました。
すごく丁寧に世界観がつくられていて、丁寧に描写されているのでそこはさすがだなって思って読んでましたが…。
癒し
夕映先生独特の癒しの世界でうれしいです。
あこがれます!
草花と共に余すところなく命をいただき、命を育む、丁寧な暮らし。
きっと村にいたほうがゆるやかなおだやかな暮らしが送れたんだろうけど、お互いを思いやれる伴侶とともに幸せになっていただきたい!
精霊の姿見てみたかったな~。