あらすじ
「私は好意を抱いている」伯爵令嬢のヴィオレッタは、事故の精神的原因で視力を失い、そのせいで嫁き遅れと言われ舞踏会では壁の花になっていた。そんなヴィオレッタに“ガルドの英雄”リヒター侯爵が、突然結婚を申し込んできた。こんな私を妻に娶ってもらえてありがたいと、求婚を受け、つつましやかな結婚式を挙げた。本が好きなヴィオレッタの為に、読み聞かせしてくれる優しいリヒターから「君は私の妻になった。わがままくらい言ってもいい」と甘やかされ純潔を散らされて……。闇に包まれた世界から救いだされる、不器用な侯爵と引っ込み思案な伯爵令嬢の溺愛ラブ!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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目が痛くなりました
精神的なことが原因で目が見えなくなったヴィオレッタと、英雄と呼ばれつつも恐れられている元軍人侯爵のお話で、もうヴィオレッタの身体を想像してたら目が痛くなりました。
きっと彼女の目に痛みはないだろうけど、ひどい光景でもう魂が痛がったのではないかと思います。
リヒターも心にトラウマがあって、だからこそ強くて優しいのだけれど、わかりづらい優しさだから人付き合いも難しいというか…。
2人にエリザベータがいてくれてよかったし、新しい家族ができるのがとても喜ばしいラストでした。
ヴィオレッタの義母は一度何かひどい目にあって欲しかったけどまぁいいか。
とても優しいお話で癒されました。
作者さん買い。
目が見えないヒロインという設定が珍しかったです。
ヒロイン、ヒーロー共に辛い過去があり、読み始めは重い話なのかな?と思いましたがちゃんとハッピーエンドでした。
ヒーローはツンが多めなツンデレで、すぐ拗ねます笑。
他作品ではあまり見ないタイプのヒーローでした。
途中まであまりにツンが強めで心配でしたが、その分最後のデレの破壊力が凄かった!笑
おかげで読後感もよかったです。