【感想・ネタバレ】世界史を変えたパンデミックのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年10月15日

新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた2020年5月に書かれた本。人類とウイルスの戦いの歴史を振り返る。

まるでバベルの塔のエピソードのように、人間が活動範囲を広げる(侵攻も含む)とウイルスが猛威をふるい、抵抗力のない人達が犠牲になる、そんな歴史を繰り返している。そして不安に駆られた人間が起こすイ...続きを読むンフォデミック(誤った情報による害)もまた繰り返されている。

科学技術が発達していなかった中世においても、経験則や実験から感染症に対抗する術を身に付けてきた人達の努力には驚かされる。いつまでも言われ続けている、人類とウイルスとの戦いの歴史だ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月22日

教科書の正直平易すぎる文章を読んでいると、何々が起こったというのは描かれていても、何故そうなったかは書かれてないことが多い。
しかし、現実がそうであるように、起きた事象には必ず理由が付随する。
本書は、その理由を疫病の観点から肉付けしてくれる。

アメリカが不参加だったため、強制力の面で弱くなった国...続きを読む際連盟の話は有名ですが、それがウィルソン大統領のインフルエンザに起因するものだったとは(他の理由も多重に重なった結果かもしれませんが)!
他にも、歴史の転換点の外的要因となった出来事を病気の怖さと共に紹介してくれている。
ただ、そう、病気自体は結構知っているものとして、症状に関してはサラッとした紹介に留まっているところが、構成としてはマイナスかも。
新書としては珍しくないですが。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

感染症が歴史を変えてきたというのは新型コロナウイルスだけではもちろんない。
大昔の当時を生きることができない我々は過去の記録からしか知ることができない。細菌やウイルスは、戦争よりも多くの人の命を奪い、ときには国のトップも殺して世界を変えてしまう。それに立ち向かってきた歴史を知ることは、今の世界を生き...続きを読むる我々にとって、きっと無駄ではない。

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