あらすじ
「知識ではなく、見識を磨け」。株式会社ブリヂストン課長時代に、当時、日本最大の外資企業買収に「社長参謀」として貢献。その後、14万人のトップを務めた元CEOは「誰」の意見に耳を傾けたのか? 生々しい実体験をもとに教える超実践的「参謀学」。
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Posted by ブクログ
組織のトップ以外の心得
トップの思想や目的を深く理解し、トップが安心して意思決定できるように、黒子として動く。
トップの良いなりになるのではなく、自ら考え、独立した思考力・判断力が求められる。判断軸・尺度は「原理原則」、「全体最適解」を基にする。
現場が主体的・自律的に実行に移せるよう、部内・外とのコミュニケーション、人間関係を大切にする。
書籍から得られた知識や理論では現場は上手くいかない。現場から得られた知識・経験を大切にして、誰の話でも傾聴する姿勢が求められる。
組織のビジョンは周囲の「共感」と「協力」が不可欠であり、トップの思考・目的を自分の言葉で表現できるまで、トップの思考・目的を深く理解する(論客は敵をつくる)。
経営戦略は「未来あるべき姿」から逆算することであり、現状とは非連続的であることも多く、現状否定の要素が含まれることがある。そのため、コンフリクトは避けて通れず、日頃からのコミュニケーションが重要。
Posted by ブクログ
参謀とは、机上の空論を振りかざす理論家ではなく、現場に飛び込み、共感を得る努力を続ける人物である。リーダーの先を行き、負担を減らし、客観的に自己を捉え、上位層とも対等に議論する。「トラブルは起こるもの」「人間関係は悪いのが普通」と達観している。
### 参謀の役割と行動
参謀は、戦略立案から泥臭い現場仕事まで厭わず、常に思考を深め、リーダーの先を行く。上司を組織の目的達成のための「機関」と捉え、その活動をサポートする自律的な存在だ。
* 戦略立案と実行を担う
* 泥臭い現場仕事も厭わない
* 常に考え、視野を広げる
* リーダーに先回りし、思考を同期する
* 上司を「機関」として捉え、機能させる
* 上司の無駄なエネルギーを削減する
* 独立した思考力と判断力を持つ
### 参謀の心構え
自己顕示欲は自信のなさの表れ。能力の低い上司の下でも、サポートの機会と捉え、手柄を立てさせる。トラブル対応は損害を最小限に抑え、現場を責めず、トラブル発生を正常と捉える。
* 自己顕示欲は自信のなさの表れ
* 能力の低い上司はサポートの機会
* 上司に手柄を立てさせる
* トラブル対応で損害を最小限に
* 現場を責めない
* トラブル発生を正常と捉える
### 参謀のコミュニケーションと学習
参謀は現場に頻繁に赴き、密なコミュニケーションを心がける。悪い報告が集まる存在を目指し、上司の好敵手となる。現場の深い知識を理解し、共感を得る努力を怠らない。客観的な思考力を持ち、本社は現場をサポートするという認識を持つ。
* 現場に頻繁に赴き、コミュニケーションを密にする
* 悪い報告や相談が集まる存在を目指す
* 上司にとっての好敵手となる
* 現場の深い知識を理解する
* 他者の意見に耳を傾け、共感を得る
* 客観的な思考力を持つ
* 本社は現場をサポートする
* コンサルタントは利用する存在
* 「人間関係は悪いのが普通」と達観する