【感想・ネタバレ】遠縁の女のレビュー

あらすじ

五年の武者修行から帰ってみれば……。
直木賞作家が贈る濃密な傑作時代小説集。

寛政の世、浮世離れした武者修行から五年ぶりに帰国した男を待っていたのは、美貌の女が仕掛ける謎――。
表題作ほか、二十俵二人扶持の貧しい武家一家で、後妻が生活のため機を織る「機織る武家」、新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主を描く「沼尻新田」。

閉塞した武家社会を生きる人間の姿が鮮やかに立ち上がる傑作三篇。

※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表題作ではなく「沼尻新田」を読みたくて借りた。
青山文平はここから読んだ。
あらためて読んでみると最初の感動は無いのだけど、
家運を掛けて一族を挙げての新田開発を発案して隠居の父親に持ち掛ける場面が好き。

ま、でも表題作も再読しようと、読んだけど
父の訃報で修業を突然やめて故郷に帰って様々な真相が明らかになるのは良いのだけど、結末がどうなのよ?とおもってしまう。でも青山文平は読ませるなあ。

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2022年03月15日

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