【感想・ネタバレ】航空自衛隊 副官 怜於奈のレビュー

あらすじ

二年前、沖縄那覇基地に転属してきた幹部自衛官の斑尾怜於奈は異動時期を迎えていた。その彼女に下ったのは、思ってもみなかった南西航空方面隊司令官付き「副官」の辞令。副官は激務として知られると同時に優秀と評価される者が就くポジションだが、その仕事内容を知らない彼女を待っていたのは……。元幹部自衛官で、自らも副官を経験した著者が「自衛隊が直面するトラブルと人間模様」を描く、新しい自衛隊小説の誕生!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。航空自衛隊那覇基地第五高射群に所属する斑尾怜於奈二等空尉が主人公。自衛隊には「副官」と呼ばれる職種があり司令官の秘書的な仕事を行う。それの候補になった怜於奈は内心では拒否するものの結果としてなってしまう。その副官のお仕事小説。物語自体は終始穏やかに進んでいくけど著者は自衛隊に所属されていたという事でなかなか迫真に迫る緊迫感というか雰囲気が物語全体に漂う。そして沖縄メディアの問題や中国との関係も描写あり、たいへん面白く続きがありそうな終わり方だったので、続編があればそちらも読んでみたいと思う。

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2024年10月28日

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