【感想・ネタバレ】架空の球を追うのレビュー

あらすじ

「自由ホンポウな女になりたい!」「その方、カツラですの」「やっぱり罠にはまった。そんな気がする」
あなたの心を揺るがす物語がきっとある。ようこそ魅惑の〈森絵都ワールド〉へ!

何気ない言葉に傷ついたり、理想と現実のギャップに嫌気がさしたり、いきなり頭をもたげてくる過剰な自意識にとまどったり……。
生きているかぎり面倒は起こるのだけれど、それも案外わるくないと思える瞬間がある。
ふとした光景から“静かな苦笑いのひととき”を抽出した、読むとちょっと元気になる小説集。

解説・白石公子


※この電子書籍は2009年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

森絵都さんは好きな作家さんのひとり。
中でも森絵都さんの短編集が好き。
この『架空の球を追う』は本当にワクワクして一気に読み終えました。
『ドバイ@建設中』のラストでの見事などんでん返し。
『あの角を過ぎたところで』はほっこりした内容が続いていたのにラストの衝撃にはドキドキが止まらず。
長さもテイストも異なる11話の作品にハラハラドキドキニヤニヤさせられっぱなしでした。
彼女の作品は全部読みたいです。
早くも今年出会えて良かった1冊になりそう。

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2016年02月01日

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