あらすじ
仕事に迷う、人生に迷う、迷ってばかりの私に、
〈ひげ人形愛好会〉から招待状が!?
ミュンヘン! 鈴の音が宵闇に沁むような響きに惹かれて、旅に出た私。
でも、この旅の目的は私にもわからない。
迷い続ける日常を引きづったまま、私はどこへ往くのだろう――。
さりげない情景に仕組まれた、ひと匙の毒とユーモア。
幸せも不幸も、神様からの贈りもののように思えてくる、愛らしい十の物語。
解説・瀧井朝世
※この電子書籍は2011年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
83
不思議なタイトル通り、全部の話に引き込まれた!
最初の話もまさかのオチ~~!
クジラ見の旦那さんの最後の言葉は笑ってしまった。
あと母、北上の長々と話した息子にそこだけは良かったってバッサリ言い切る母が好き。
あと新幹線のやつ笑った~!危機一髪ですね本当に。
引き込まれて、引き込まれて、あっという間に読み終わった。森絵都さん大好き。
20191111