あらすじ
大好きだった家族や王太子に騙され、裏切られ、処刑された公爵令嬢シェリー。気がついたら、時が戻り6歳の姿になっていた。破滅回避のため外界との接触を断っていたにも関わらず、いつの間にか王太子の婚約者にされていて――!?破滅を予感した彼女が出会ったのは、美しき親子冒険者。王太子から逃げ切るため、他国までの護衛を依頼するのだが……。
最強の仲間たちと破滅回避のため、逃げまくれ!「小説家になろう」発、大人気☆異世界逃亡ストーリー!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
シエルに幸せがきますように
まだまだ謎の多第1巻です。その中でも自身を守るために旅に出るシエル。果たして、護衛の二人は味方なのか敵なのか。そして、なぜここまでシエルは狙われるのか。まだまだ明日さえシエルにはしんじられないでしょうが、生き抜いてほしいです。
辛いと微笑ましい
シェリーの処刑までの描写や邂逅は読んでいてもはっきり言ってツラい…冒頭と父親に打ち明ける時に描かれますが、キツイ。しかし、だからこそシェリーが記憶が戻った後の行動が際立ち、表情や態度の描かれ方が丁寧だと感じます。記憶が戻ったあと逃亡するなかで出会うカーナやキリオ、コハクとこれからどんな方向に向かうのか楽しみです。国がおかしくなるまでまだ期間があり、父親に打ち明けたこと、新たな仲間ができたことが今後どんな展開につながるのかなぁ。皇子や国王もなんかありげだし。令嬢転生ものですが、ドキドキしながら読めます。
面白い
結構闇が深そうな物語でした。3人の旅がどうなるのか、そしてシェリーことシエルの未来がどの様になるのか期待です。
闇を引き摺りながら負けない様に
一度、死んで、記憶を持ったまま、やり直す系ですが、ちょくちょく嫌な感じを思い出していて、爽やかにやり直すという風にはなりません。一緒に旅する冒険者に今後どのように心を癒され幸せになっていくのか楽しみです。
人物像がハッキリしない
設定は悪くないと思うのだけど、主人公のシエルを始めとしてキャラの人物像や言動があやふやでハッキリしないのが難点。
1巻を読み終わってもシエルが何をしたいのか、単に自分を処刑した者たちから逃れたいだけかよく分からなかった。
主人公を助けてくれる冒険者親子は母親と息子という面白い組み合わせだけど、母親が初見でシエルに入れ込んで溺愛する様子は不自然極まりなかった。あれではただの変態ではなかろうか?
本当の両親も巻き戻る前は冷酷な様子を見せていたのに、巻き戻った後は愛情深い様子でちぐはぐな印象でした。
話がとっ散らかっている印象なので次巻からはまとまると良いな。私は離脱します。