【感想・ネタバレ】くちなしのレビュー

あらすじ

直木賞候補&第五回高校生直木賞受賞の傑作短篇集
別れた男の片腕と暮らす女。運命で結ばれた恋人に会うと体に咲くという花。幻想的な世界がリアルに浮かび上がる繊細で鮮烈な短篇集。
解説・千早茜

※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

7年の短編集

どの短編も独特の世界観で引き込まれてしまう。
一つの話を読み終わるたびに、ため息が出る。
あり得ない世界なのに、どこか、この世界に指一本でぶら下がって繋がっているような感じ。

誰かの腕の温かさだけを求めていたような。

愛しい人から何か自分だけが見えていたような。

遠くの美しいものに触れずにいるような。

狂おしくて、愛しい人を食べてしまうような。

愛情の行き先と表現を忘れてしまったような。

愛情の距離感がつかめなくなったような。

世界で生きる意味を探すような。

不思議で、どこか不器用だけれど、どれも心の端にグッと指の跡をつけるような愛でした。

0
2025年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「愛のスカート」「茄子とゴーヤ」は独特な世界観ではなくて読みやすくて好き
その他はファンタジー要素強めでグロテスクな内容も多く少し苦手意識をもってしまった

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2025年02月07日

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