【感想・ネタバレ】相剋(そうこく)の渦(うず) 決定版~勘定吟味役異聞(四)~のレビュー

あらすじ

勘定吟味役水城聡四郎のところに、豪商紀伊国屋文左衛門が新年の挨拶にやってきた。かつて想い人の紅を拐かした仇敵紀伊国屋だが、手を組まないかという。毒気に当てられた聡四郎だったが、江戸城内で長崎奉行を減らすという噂を掴む。調べ始めた聡四郎の耳に、徳川御三家紀州藩主吉宗を襲う情報が入ってきた――。聡四郎シリーズの「原点」決定版、衝撃の第四弾。

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Posted by ブクログ

柳沢吉保が隠居後もこれほどの力を持っていたとは初耳ですが、紀国屋文左衛門と並んで己の欲と楽しみのために多くの人の人生を弄ぶ輩は許し難い。
という気持ちを散々持たされて、あとでスッキリさせてくれるのだろうか。
入江無手斎が鬼伝斎との江戸における初対決であれほどなす術もなく遅れをとったのは、最終決戦までに覚悟を決め直す前振りでありますように。

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2025年08月13日

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