【感想・ネタバレ】秋霜(しゅうそう)の撃 決定版~勘定吟味役異聞(三)~のレビュー

あらすじ

将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは――。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。

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Posted by ブクログ

一般的な時代小説の中では非常に堂々とした存在である御三家や幕閣が、本シリーズでは何とも情けない権力になびく風見鶏のように描かれているところが面白い。
それは主に庶民や下級武士の目線であるか、権力のある武士階級や豪商目線かの違いだろうか。
しかし聡四郎はこの時代の武士とは思えないくらい、真剣勝負の連続ですね。

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2025年07月30日

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