【感想・ネタバレ】増補版  教養としてのプログラミング講座のレビュー

あらすじ

もの言わぬ機械とコミュニケーションをとる手段、「プログラミング」。その歴史から簡単な作成、生活に役立つテクニックなどを網羅し、たった一冊でプログラマーの思考法を手に入れることを可能としたのが『教養としてのプログラミング講座』だ。「もはやそれは誰もがかなぶべき教養」というメッセージを掲げたロングセラーをこのたび増補。小中学校で必修となる今年、刊行する。ジョブズにゲイツ、現代の成功者はどんな世界を見ている?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

プログラミングとは何か、かなりの数の具体例を挙げて教えてくれる本。

プログラミングとは、ある目的を達成するための手段のこと。実生活でいうと、身近な人達に楽しんでもらえるよう計画する結婚も、プログラムであるといえると記述されている。

子どもの将来を正しく導く教育もプログラミングであると述べられているが、この考えには何となく違和感というか不気味さを覚えた。子ども側から考えると、もちろん意思を持つことは許されるけれど、人生を勝手に決められているような感じがして少し怖い。

人類が能力をつけるために勉強する機会は無くなると著者は述べているが、私も同感である。誰でも何でもできる時代がやってくるのは怖くもあるけれど、好奇心が勝る。

人間は直感で犬と猫を判断しているという点にはなるほどと思った。その直感を、今のAIは既に持ち得ているというのも大変興味深い。

プログラミングを知りたい人におすすめしたい。

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2021年03月06日

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