【感想・ネタバレ】沈黙法廷(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

独り暮らしの初老男性が絞殺死体で発見された。捜査線上に浮上したのは家事代行業の地味な女性。女の周辺では、複数の六十代男性の不審死が報じられ、疑惑は濃厚になっていく。女は、男たちから次々に金を引き出していたのか。見え隠れする「中川綾子」という名前の謎とは。逮捕後も一貫して無実を訴える彼女だが、なぜか突如、黙秘に転じた……。判決の先まで目が離せない法廷小説の傑作。(解説・細谷正充)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです。
警察モノと法廷モノを合わせて一つのミステリー小説が出来上がっていました。

この内容を一つの小説で読める経験は中々できないのかなと思いました。

結局、事件の根本的な解決は見れなかったけれどモヤモヤもあまりしませんでした。

今回の被告人視点の小説も読んでみたいと思いますが、実際はどうなんでしょう。
そんな、妄想も楽しめる小説でした。

0
2023年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死体発見から判決まですごく丁寧に書かれてた。
主に警察、弁護士、検察官の視点と1番読者視点に近いと思われる弘志の視点。

700ページ以上あり非常に読み応えがあった。
飽きが来る部分やつまらない部分がなく、スラスラ読めた。

最後の弘志の言葉には泣きそうになった!
2人が幸せになりますように!

0
2020年11月13日

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