【感想・ネタバレ】古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家のレビュー

あらすじ

軍歌から「六甲おろし」「オリンピック・マーチ」まで、日本人の欲望に答え続けたヒットメーカー。
連続テレビ小説「エール」のモデルになった80年の生涯。

軍歌「露営の歌」、早稲田大学の応援歌「紺碧の空」、夏の甲子園のテーマ「栄冠は君に輝く」、「とんがり帽子」「長崎の鐘」
……。昭和という時代に日本人が求めた曲を作り続けた作曲家・古関裕而。

クラシックの作曲家を目指すも挫折し、
戦時中は軍歌でヒット曲を連発。
軍歌の帝王と称された前半生。
終戦後は一転してドラマや映画音楽から
社歌や自衛隊の歌まで作曲するなど
常に大衆音楽の担い手であった。

NHK朝の連続テレビ小説「エール」のモデルとなった
日本を代表する作曲家の80年の生涯を
新しい資料と丹念な取材で読み解いた一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

朝ドラ「エール」主人公のモデルということで
興味を持ったので
ネタバレ承知で読み始めたところ、一気読み

古関裕而さんのことはよく知らなくても
この方ののこした曲の数々を我々は知っている訳で

「栄光は君に輝く」しかり
「スポーツショー行進曲」しかり

しかも、地元の近くの学校校歌も書いてらっしゃる

さらには、私が子供のころに放送していた番組で
審査員もしていらした
ああ、あの番組! と思うわけです

戦中のエピソードを読んでいても
いやあ、よく生き延びられたなあ……強運の持ち主だったのかなあと

まさに昭和史です

0
2020年04月21日

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